ぶっとび亭 その5(柳井市)試作品つけ麺
柳井港のぶっとび亭。
今日はぶっとび宴会が開催されると聞いて夜に電車でやってきた。
広島から山陽本線で約1時間と少し、もっと遠いと思ったけどそれほどでもなかった。
少し時間が早かったのでよっしーと一緒に店内で時間を潰していたら続々と集合して6人が揃った。
ちなみに大将の廣田くんの商魂たくましき意向で、この日は通常営業している体で一般客も入れたいとのことなのでそうそう馬鹿騒ぎするわけにもいかない(笑)
大人しくビールで乾杯して廣田大将がお任せで作ってくれる料理がでてくる。
このスタイルは以前、光市でまつかぜでやっていたのと同じなのでこちらとしても慣れているし、何が出てくるのかスリルもあって楽しい。
最初はオイルサーディンのパクチーあえ!!
ちなみに今日はパクチーが多く出てくるそうだ。
ネギと海苔、チャーシューのサラダ。
一見なんの変哲もない酒のつまみだがさすが香港帰りだけあってエスニック系が続く。
ここで大将の知り合いの釣り師の方が魚を持ってきて頂いたので刺し身の盛り合わせと生魚が苦手なよっしーの為のしゃぶしゃぶ。
他にも珍しい高級魚オコゼの造りやイワシの刺身などバラエティに飛んでおりこうなると日本酒が欲しくなるくらいだ(笑)
とここでグッと元に戻して餃子がでてきたがどっかの有名店のパクリのような見事な盛り付けだ。
この手の宴会メニューの他にも一般のお客さんもぼちぼち入ってこられて廣田くんはまつかぜ当時と違って非常に献身的に働いていて人間って家族が出来ると変わるもんだという事をイヤというほど教えられた(笑)
後半は低温調理された肉料理が続くのだが薄切り肉をカルパッチョ風にしたのやベタに焼肉のタレで味付けたのやらビールに合うのが嬉しい。
今度はゴッツい塊がゴロゴロ入ったのがでてきて遠慮なくガンガン食べさせていただいた。
さてここで〆の試作品、つけ麺の登場でぶっとび宴会も一気にクライマックスに突入だ。
麺は何とテスト中の余り物の3種類(大勝軒仕様、太麺、一般的な縮れ麺)を混ぜたもの(笑)
当然茹で時間も異なるのを一緒くたにやってるんだから非常にアバウトな食感(笑)
これを濃厚煮干し系のつけダレに浸して食べるとラーメンの時は煮干しの旨みとエグみがガチ勝負してるような感じだったが、コレはエグみが消えてある意味バランスが取れて相当に旨いがね。
一見バラバラの印象の麺も全部がある程度太めの仕様だから混ざっていてもそれほど気にならないどころかむしろ変化があって面白い。
極太メンマもええ仕事しているのはラーメンと同様だ。
メンバーの一人は辛い麺のテストをやっていたが確かにこれからの季節はつけ麺と辛い麺があったほうがええかもしれない。
最後にはデザートまででてきて本当に充実したぶっとび宴会だったのだが電車の時間まで少しだけぶっとび亭隣のカラオケ喫茶に寄ってそれから帰宅した。
これだけ充実の内容で飲み放題でひとり4000円は高くないと感じたぶっとび亭でのぶっとび宴会だった。