
東広島と熊野を繋ぐ道沿いにある山創。


しかしこの鉄道コンテナ然としたルックスはインパクトじゅうぶんだ。


店舗裏には隣のカラオケボックス共用の駐車場があってクルマで来るしか無い場所柄、ちゃんと対応している。


こんなとんでもないど田舎ながら人気店のようで入店まで駐車場の待機テントでリストに名前を書いて待つことになった。


5分位したら呼ばれたので店内に入り若い大将と奥様と思われる女性に出迎えられた。


実はこの店は2年前に訪れており、その時はどっちかといえば昼のラーメン屋よりも夜の居酒屋がメインと感じたのだが今回はメニューも含めなんとなくラーメン屋に軸足を移しておられるように感じてしまった。

公式サイトでその存在を確認していた期間限定にんにく唐辛子ラーメン680円。


これに唐辛子味噌は別皿で提供されて自分の好みで調整するシステムだ。

それにしても地元産らしきにんにくの芽とキャベツのシズル感が半端なくマジでテンションが上った。

麺は一般的なストレートで
程よく茹でられていて問題な。


最初は唐辛子味噌を入れず素のにんにくラーメンとして食べてみたが以前よりもスープにコクがグッと増していてパンチがある。
マー油にはニンニク臭や味はそれほどなくどっちかというと野菜ラーメンだと思えば間違いない。


ニンニクの芽とキャベツの旨さは格別でこれがスープのパワーを寄り切ってしまっているかのようだ。


ここで唐辛子味噌を少しづつ投下してみたがあまり辛くならない。


そこで思い切って全部ぶっ込んでみたがほんの少し辛くなるだけで拍子抜け。
その代わりコッチのほうがニンニキー感を持ってきてくれてこれでやっとにんにくラーメンとして完成したかのようだ(笑)


後半はキャベツに熱が通ってシナシナになって「野菜ラーメン」の主張がより一層深まってくる。

正直相当ハイレベルになり人気があるもの頷けるが、今回のにんにくラーメンに関しては新鮮な野菜とにんにくにスープが追いつけていないというのが実情だ。
デフォルトのラーメンもにんにくが入っているようだ二郎系並に野菜を入れるならそれに対抗するだけのスープ濃度が必要になると思う。
厨房奥に寸胴がいくつもあって頑張ってるのはよ〜〜くわかるのだがここまで来たらもう一息のブレイクスルーに期待したい。