こりく(西区)期間限定さんまだしつけ麺
福島町のこりく。
移転されてからまもなく訪麺してからもう3年も経っているんか!って事でお邪魔した。
狙いは公式サイトで告知のあった期間限定さんまだしつけ麺だ。
メニューによると関東から取り寄せたさんま節からのダシにさんま節粉末を加え、全粒粉麺に大根おろし、すだちの組み合わせと書いてあるがどんなに仕上がるのかちょっと想像がつかない。
しばらく待ってからやって来たよ!こりくの期間限定さんまだしつけ麺880円。
なんとまあキレイな盛り付けだと感心するがこの時点でももうさんまとはわからないが魚介の香りが立ちこめる。
トッピングはスダチはまあわかるがホントに大根おろしが乗っかってるがね。
しっかり水気は切ってあるようでこれならつけダレが水っぽくなったりする心配はないだろう。
さてまずは麺をたっぷりとつけダレに浸してからいただいてみるとしっかりとしたコシの全粒粉麺と魚介が主張するスープとのバランスは素晴らしい。
さんま節って見たこともないが確かに青魚の旨みを抽出するのには面白い素材があるもんじゃ。
そこでスダチを麺の上に絞ってつけダレに大根おろしを溶いてからちょっと味変をしてみることにした。
なるほどややあっさりな方向に振られるようだが基本的にそれほど大きな変化はなくこれなら思い切って全部大根おろしを入れても大丈夫そうだ。
しっかりと炙られたチャーシューは香ばしさバツグンでここらへんもさすがに抜かりはない。
麺の方に乗せられていたメンマも付つけダレに全部放り込んで後半は麺とチャーシューとメンマを一緒くたに食べるのもなかなか楽しいもんだ。
煮玉子もしっかり温めてからいただいたが、敢えて文句をつけるならネギなどの辛味野菜のアクセントがないのでどうしても最後の方で食べ飽きてしまったことだ。
大根おろしとスダチにその役割を担わせたい気持ちはわかるがちょっと役不足でもあるように感じたのでここらへんが最後まで気になった。
休日のお昼時、お忙しそうにされていたのでスープ割りは遠慮したがそのままのつけダレをかなり飲んでしまったが塩分がキツいとは思わなかったくらいの秀逸なスープであることは確かだ。
さすがはこりくの新メニューだけのことはあるなと納得して店を出たのだった。