らをた広島

食べ歩きブログ

ベイビー・ドライバー

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ベイビー(アンセル・エルゴート)。その天才的なドライビング・センスが買われ、組織の運転手として彼に課せられた仕事―それは、銀行、現金輸送車を襲ったメンバーを確実に「逃がす」こと。子供の頃の交通事故が原因で耳鳴りに悩まされ続けているベイビー。しかし、音楽を聴くことで、耳鳴りがかき消され、そのドライビング・テクニックがさらに覚醒する。そして誰も止めることができない、追いつくことすらできない、イカれたドライバーへと変貌する―。
組織のボスで作戦担当のドク(ケヴィン・スペイシー)、すぐにブチ切れ銃をブッ放すバッツ(ジェイミー・フォックス)、凶暴すぎる夫婦、バディ(ジョン・ハム)とダーリン(エイザ・ゴンザレス)。彼らとの仕事にスリルを覚え、才能を活かしてきたベイビー。しかし、このクレイジーな環境から抜け出す決意をする―それは、恋人デボラ(リリー・ジェームズ)の存在を組織に嗅ぎつけられたからだ。自ら決めた“最後の仕事”=“合衆国郵便局の襲撃”がベイビーと恋人と組織を道連れに暴走を始める―。

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ラジオで宮崎哲弥が推薦していたから観てみた。
要は「逃し屋ドライバー」なのだが常に音楽を聴いているのでBGMに合わせたシーンが見事で何度も感心させられた。
特に冒頭のFRらしき赤いスバルインプレッサのカーアクションは素晴らしくいきなり物語に引き込まれてしまった。
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もっと音楽に見識が深ければより楽しめるのだろうが自分のような適当な知識しかなくともじゅうぶんに面白い。
カーアクションに目を奪われがちだが物語がよく練り込んであって伏線があってそれをしっかり回収していくという脚本の巧妙さがこの映画の真骨頂なんじゃなかろうか。
しかしオスカー俳優のジェイミー・フォックスをこんな起用の仕方をするなんてなんて贅沢な映画なんだとそっちほうが印象に残ってしまったのだった(笑)