岩国基地 フレンドシップ・デー 2018 その2
次はいよいよ本命のF35ステルス戦闘機。
しかしこの最新鋭機はこれまでみてきたどの戦闘機より小型でずんぐりとした形をしている。
尾翼をよく見ると旭日旗に「岩国」の文字と宮島の大鳥居が描かれている。
これはマジで嬉しかったが岩国市民からすればこのイラストは宮島の大鳥居ではなく錦帯橋にして欲しかったんじゃなかろうか(笑)
パンフレットとかは貰えるのだがイベントのタイムスケジュールがどこにも書いてない。
仕方ないので自衛隊が案内しておられるテントがあったのでそこに行ったらプログラムが置いてあった。
だけど実際には全然この通りに行われないいないようでここらへんは国民性と言うか非常にアバウトなようだ。
国旗のパラシュート降下はアメリカと日本の国歌が流れてこれは感激してしまった。
オスプレイの飛行が始まり本当にヘリコプターと飛行機の良いとこ取りのようになっているのを目の当たりにした。
有料観客席の前で静止飛行して左右前後に平行移動する様はこの機体の高性能さを見せつけてくれるようだ。
そしてお目当てのF35Bも同様にピタッと静止飛行、一回転してそろそろと移動したりもうこれはUFO以外の何物でもない。
サンダーバードの世界が現実になりつつあることがよくわかった。
この他にも少し古い戦闘機の飛行は圧巻で急上昇急降下、飛行機に詳しくなくてもその運動性能の凄さをまざまざと見せつけられた。
他にも地上戦用の車両や空母上で戦闘機を止めるシステムなどマニアには嬉しい展示があっちこっちにあった。
C-130J スーパーハーキュリーズという機体にも乗り込むことが出来た。
中はオスプレイより広いのだが軍事用だからやっぱりかなり殺風景でシートも必要最低限のペラペラだったのが印象的だった。
例年より参加者は多く主催者発表約21万5000人だったそうだから相当に大きなイベント(岩国市の人口は約13万人)だったことがわかる。
だけどこんな朝鮮半島情勢にもかかわらず新聞・テレビなど日本中央・地方のマスコミにはこのイベントが都合が悪いのかほとんど報じられることはなく実際に記者やカメラマンなどはほとんど居なかった。
ということは口コミやネットでの情報だけでこれだけ集まってくるという現実をみて嬉しくなった。