
やってきたのはご近所の手打ちそば無着庵。
徐々にその腕前が浸透してきたのかけっこう忙しそうだ。


今日はさすがに暑いので季節限定の辛味大根そばを目当てだ。

去年の夏もこれを食べてあまりの辛さに悶絶したのだがその快感?を再び味わって暑さをふっとばそうという魂胆だ。


つゆと主役の辛味大根がどっさり、そしてネギが提供される。


そういえばこの辛味大根、強烈だったよな〜と思いながらも残すのも癪なので思い切って全部つゆに溶かしてやった(笑)

どっぷりとそばを浸して持ち上げるとこんな感じに辛味大根が絡んでくる。


すると後頭部をぶん殴られたような辛さが鼻に抜けて軽い目眩すら感じるほどだ。


だけどそれは例えばワサビや練からしのような鼻がもげるんじゃないかといった類ではなく、むしろ気持ち良さになるようなクセになる辛さでたまらない。


夢中になって食べているとソバがあっという間になくなってしまった。
ここで蕎麦湯が提供されるので残ったつゆに注ぐことにした。


辛味大根は熱に弱いのか嘘のように辛さが消えてしまう。
個人的にはちょっと残念なのだが自然の辛さとは儚いもののようだ。
しばらく食べていなかったのでその辛さを忘れかけていたがガツンと辛さを体験ししっかり涼んで家路についたのだった。
それにしても夜限定の桜えびおろしそばが気になる気になる・・・・。