「君の名は。」など新海誠監督作品で知られるアニメーション制作スタジオのコミックス・ウェーブ・フィルムが手がけ、日本・中国の3人の若手クリエイターが監督を務めたオムニバスアニメ。
中国のアニメ業界を牽引するブランド「ハオライナーズ」の代表を務めるリ・ハオリン総監督のもと、中国の暮らしの基本となる「衣食住行」を共通テーマに、大切な思い出を抱えながら大人になった若者たちの過去と現在を紡いでいく。
「ストームブレイカーズ 妖魔大戦」など実写作品を手がけてきたイ・シャオシン監督が自身の思い出をノスタルジックにつづった「陽だまりの朝食」、CGチーフとして長年にわたって新海監督作品を支え続けてきた竹内良貴の劇場公開初監督作「小さなファッションショー」、ハオリン監督が「秒速5センチメートル」にオマージュを捧げた「上海恋」の3作品で構成。
ネットフリックスのアニメ映画。
ネットフリックスのアニメ映画。
中国人と日本人の3人の監督による中国が舞台の3作オムニバス作品。
アニメの世界は通常の映画以上にグローバル化が進んでいるようで中国人監督という違和感はまったくない。
尺は違うが昔あった「ハートカクテル」のようなハートウォーミングな内容に懐かしさも味わえる。
しかしネットフリックスはホンマにアニメに熱心でいつか大ヒット作を当ててしまいそうな勢いだ。
そういうビジネスモデルが出来上がると日本の有能なアニメーターはネットフリックスばかりで作品を出すようになるかもしれない。
そういうビジネスモデルが出来上がると日本の有能なアニメーターはネットフリックスばかりで作品を出すようになるかもしれない。
それにしても言われなければ日本のアニメ映画かと思いこんでしまうほどの出来でもはやアニメの世界には国境なんてないのかもしれない。