油そば専門店 背脂体験セアブラエクスペリエンス。
早い話がスター＆プラチナの夜営業だ（笑）
前回は息子の推薦で爆盛脂脂麺という途方もないガツ盛り油そばに年甲斐もなく無謀チャレンジして打ちのめされてしまったので今回はフツーの塩油そば狙いでやってきた。
今回も息子と一緒だが彼のクルマに載せてきてもらったのでビールを呑んでしまった。
さてしばらく待ってキタヨ！油そば専門店 背脂体験セアブラエクスペリエンスの塩油そば（背脂・にんにく多め）790円。
これだと確実に食べれるサイズなのでまずは安心だ。
チャーシューはほぐしてあって真ん中に卵黄があるなんてどことなく台湾まぜそばの雰囲気も漂っているが期間限定で台湾まぜそばをやっておられたと息子が話していた。
麺は茹でる前に入念に揉んでおられただけあって強烈に縮れていて油そばと名乗るにふさわしい仕様になっている。
辛子明太子のペーストみたいなのやネギ、モヤシにニンニク・・・・非常にバリエーションに富んだトッピングだ。
最初あまり混ぜないで食べたが食べる部分で味が激変するのである程度混ぜたほうが良さそうだ。
いろんなラーメンを食べてきたがさすがにラーメンにベビースターラーメンをトッピングするなんてちょっと見たことも聞いたこともないどえらい変化球だ。
だけどこれがポリポリと面白いアクセントになっているもの隠しきれない事実であることは認めざるを得ない。
極太麺をめくると底にはタレと背脂が一体となったペースト状のものがしとどに溢れている。
これらを目一杯混ぜて食べると不思議な食感なんだけどニンニクが全体の繋ぎの役割をしてこれで渾然一体となった旨さが楽しめる。
ちょうど中間点を通り過ぎた当たりで隣の息子がこれにマヨネーズを入れると旨いと言っていたがこれ以上脂分が増えるのが躊躇われたので自分は卓上にあった煮干酢をちょろっとふりかけて同様に味変を試みてみた。
結果は大成功で迷うことなく追加の煮干酢をどばどばかけてしまった。
だが油そばと言えばラー油と酢を追加するのがお約束だからまんざら変なことでもないのかもしれない。
味変もばっちり決まって後半になると底にあった脂まみれのペーストが徐々に顔を覗かせてきた。
最後は丼にかなりの量の脂が残ってしまったがこれだけ脂ギッシュでこってりしてくれていたらビールとの相性は抜群で最初鶏のから揚げでも頼もうかとも思ったがやめておいて正解だった（笑）
それにしてもギトギトの二郎系油そばのこの路線は当たっているようでかなりお客も入っていた。
どうやらこちら安佐南区ラブゴルフ前塩拉麺屋は残念ながら閉店になってしまったようなのであちらでやっておられた天下一塩拉麺の再開を心待ちにしてしまうのだった。
