2004年製作のアダム・サンドラー、ドリュー・バリモア共演作『50回目のファースト・キス』を原案としたラブストーリー。
新たな記憶を一夜で失ってしまう美女と、彼女に心奪われて何回もアプローチする青年の姿を描く。
彼は明るく聡明な彼女と意気投合するが、その翌日に会うと大輔や前日のことを全く覚えていないことに驚く。
瑠衣が事故の後遺症で、新しい記憶が一晩で消えてしまうのを知った大輔は彼女を口説き落とそうと奮起。
毎日彼女にアプローチを仕掛けてはファーストキスまで持ち込む大輔だが、このままでは関係が進展しないと悟ってあることを試そうとする。
おそらくは全く違うテイストの映画に仕上がってるんじゃなかろうか?(笑)
ハワイが舞台だが出てくる役者さんは山田孝之を始めムロツヨシや勝矢、太賀、佐藤二朗と福田雄一監督作品の常連で固められていてハワイである必然性がよくわからない。
この映画のキモは昔の事は覚えているがその日の記憶が残らない前向性健忘(短期記憶喪失障害)でこの手のパターンはメメントが代表作だろう。
この映画のキモは昔の事は覚えているがその日の記憶が残らない前向性健忘(短期記憶喪失障害)でこの手のパターンはメメントが代表作だろう。
記憶に問題が起こるストーリーは時系列が複雑になりわかりにくくなる傾向があるがこの映画はそのネガを感じさせない。
基本的に重いテーマをコミカルさをスパイスに軽い感じに仕上げているのはさすがは福田雄一監督だと思った。
基本的に重いテーマをコミカルさをスパイスに軽い感じに仕上げているのはさすがは福田雄一監督だと思った。
コレでもアドリブやってるんであろう佐藤二朗が比較的シリアスな演技もキチンとできるんだと変な納得をしてしまった。
お得意のオチャラケも度々出てきたがラストは真っ当な恋愛映画として成立していて油断もあったがつい泣けてしまった良い映画だった。
お得意のオチャラケも度々出てきたがラストは真っ当な恋愛映画として成立していて油断もあったがつい泣けてしまった良い映画だった。