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ザ・ローリング・ストーンズ/ハックニー・ダイアモンズ

2005年発表のアルバム『ア・ビガー・バン』以来となる、18年ぶりの新作スタジオ・アルバム。

アルバムは12曲入りで、アルバムのレコーディングは、ロサンゼルスのヘンソン・レコーディング・スタジオ、ロンドンのメトロポリス・スタジオ、バハマのナッソーのサンクチュアリ・スタジオ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオ、同じくニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー/ジャマーノ・スタジオなど世界中の様々な場所で行なわれた。

『ハックニー・ダイアモンズ』は、ストーンズミック・ジャガーキース・リチャーズロニー・ウッド)とニューヨーク出身のプロデューサー兼ミュージシャンのアンドリュー・ワットとの初めてのコラボレーション作品。

アンドリューは、2021年のグラミー賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、過去にパール・ジャムイギー・ポップエルトン・ジョンなどの作品を担当。

「リヴ・バイ・ザ・ソード」には元メンバーのビル・ワイマンがベースで参加している。
11曲目の「スウィート・サウンズ・オブ・ヘヴン」には、レディー・ガガ(ヴォーカル)とスティーヴィー・ワンダー(キーボード&ピアノ)が参加。
ポール・マッカートニーがベースで「バイト・マイ・へッド・オフ」、エルトン・ジョンがピアノで「ゲット・クロース」、「リヴ・バイ・ザ・ソード」にそれぞれ参加している。

平均年齢78.3歳(ミック・ジャガー80歳、キース・リチャーズ79歳、ロン・ウッド76歳)と言う恐ろしいくらいの高齢者バンドであるザ・ローリング・ストーンズ

そもそもあのビートルズのライバルだったもはや伝説のビッグネームであるザ・ローリング・ストーンズがまだ現役なんて考えてみれば凄いことではある。

個人的にそれほど熱烈なファンではないが当然ながら何曲かは知ってるし何枚かアルバムも持っていた。

ローリングストーンズと言えばキース・リチャーズの独特なラフなギターにミック・ジャガーのこれまたクセの強いボーカルが絡みつくスタイルだと思うがこのアルバムでもその魅力的は発揮されている。

何も言われなければコレが平均年齢80歳に迫ろうかという高齢者が演奏してるなんて夢夢信じられないくらいにパワフルだ。

演奏に関しては何処まで本当にメンバーが弾いているのかはわからないがボーカルだけはいくら何でも誤魔化せない。

売れると最初からわかっているので録音の質も極上でそう言う方面でもかなり楽しめる(笑)

全体的にいかにもローリングストーンズらしいアップテンポなロックナンバーが多く、長い間待っていたファンも納得の内容になっている。

正直最後の方は息切れ気味で失速している感じは否めないが年齢を考えれば驚異的なデキだと言えるザ・ローリング・ストーンズ/ハックニー・ダイアモンズだった。

ロック好きならオススメ。