引きこもりだったヒロインが、殻を破って新たな一歩を踏み出すさまを描く青春ドラマ。
『特命係長 只野仁』シリーズなどを手掛けてきた脚本家・
尾崎将也がオリジナルストーリーを書き下ろし、自らメガホンを取った。
不器用なオタク女子を『愛の渦』などの
門脇麦が熱演。
漫画やイラストを模写して現実逃避してきた小沼真実(
門脇麦)は、人と関わることが苦手だという理由でおよそ5年もの間、引きこもっていた。
ある日、彼女は父(
マキタスポーツ)の勧めでゲーム会社のバグ出しの仕事を始める。
やがて、社員の矢部遼太郎(
三浦貴大)が担当するゲームのイラストに手を加えたのをきっかけに絵の才能が認められ、ゲームキャ
ラクターのイラストを依頼される。
遼太郎に淡い恋心を抱く真実は、役に立とうと奮闘するが……。
なんの予備知識もなくなんとなく観た。
また朝ドラで見たことある
門脇麦が主演だったからと言うのがキッカケと云えばキッカケかな。
その主役の
門脇麦が演じる元引きこもりむちゃくちゃが可愛らしくて愛おしい。
要は
ニートが自立するまでのお話ではあるのだがまあ確かにツッコミどころ満載でマンガのような展開ではあるが妙に説得力もある。
マキタスポーツの存在感はさすがである意味相手役の
三浦貴大を食ってしまっている。
こういう地味ながら佳作の映画を作っ出るなんて日本映画もまだまだ捨てたもんじゃないと思ってしまった。