らをた広島

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翔んで埼玉

2019年2月22日(金)公開 / 上映時間:107分 / 製作:2018年(日本) / 配給:東映

東京都民から迫害を受けて、埼玉県民は身をひそめて暮らすようになっていた。

東京のトップ高校、白鵬堂学院の生徒会長・百美は、アメリカ帰りの転校生・麗と出会い、互いに惹かれ合う。

しかし、実は麗は埼玉県出身であり、ふたりは県境で引き裂かれてしまう。

パタリロ!』で知られる人気漫画家・魔夜峰央が1982年に発表し、2015年に復刻されてベストセラーとなった大問題作がまさかの実写映画化。

東京都下の高校の生徒会長に二階堂ふみ、美貌の転校生にGACKTと異色のキャスティングが実現。

埼玉県をディスりまくる爆笑ネタを散りばめつつ、地方を元気にする壮大な革命コメディが展開する。

続編が公開されて好評らしいので取り敢えず最初の翔んで埼玉をアマゾンプライムで観ることにした。

埼玉県ってまるで縁がないのでほとんど知らないが「ださいたま」というような言葉は聞いたことがある。

関東圏に土地勘がないのでイマイチよくわからないが埼玉県は大都市圏に於ける中途半端な地方都市みたいな立ち位置で、関西圏で言えば和歌山県みたいなもんか。

しかし埼玉県人が徹底的に虐げられてる世界観はさすがに笑える。

マンガが原作らしいが実写版でもマンガチックな映像だけど基本的にギャグだからこの方が振り切っていてわかりやすい。

基本的にハイテンションコント連発みたいな展開だがそんな中、二階堂ふみイカれたコメディエンヌ振りはたいしたもんだ。

千葉キャラで伊勢谷友介が重要な役で出ているが当然続編では出られないのはちょっと惜しい気がした。

埼玉県をdisるのは最初からだが千葉や茨城、群馬、栃木のバカにされようも大概で関東圏では東京都と神奈川県に優位性があるのだろう(笑)

ただ関東圏には約4千万人、つまり日本全体の約35%もの人口があると言うことは日本人の3人に一人は関東圏人だ。

だから人口約730万人もの絶対に埼玉は田舎ではないはずだがどうしてもバカにされやすいと言うのも何となく理解できる(笑)

キャストは実際に埼玉県人なのか知らないがどちらにしても埼玉出身の芸能人は相当数居るのは間違いないだろう。

クライマックスと出身芸能人対決はくだらないけど確かに笑える(笑)

ストーリーがどうのとか言う以前の作品であることは百も承知でアレコレ考えないで観て愉しむには最高だ。

単純に笑えて面白かった翔んで埼玉だった。