らをた広島

食べ歩きブログ

ザージャン麺 山椒屋(安佐南区)

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ザージャン麺 山椒屋

ここは以前は市川商店があったテナントだが移転に伴って居抜きでこちらが入られたようだ。

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専用駐車場は3台分あるのだが自分が訪ねた時は2台駐められていて1台分しかなかったが店内には客は誰もおらずスタッフが二人・・・・・どういうことなのか首をかしげてしまった。

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気を取り直してカウンターに座り店名でもあるザージャン麺をお願いした。

ザージャン麺とはどうやら汁無し坦々麺の原型にあたる麺料理のようだ。

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ザージャン麺680円。

見た感じはモロ汁無し坦々麺ではあるがそれにしては汁がやや多いようだ。

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麺をグリグリと混ぜているとよく知っている汁無し坦々麺と違う香りが立ってくるのがわかって期待に胸が膨らんでしまう。

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辛さの指定を聞かれなかったので気にしていなかったがこれはデフォルトでけっこう辛い。

辛いものが苦手だったりお子ちゃまには食べられない可能性すらある。

花山椒とラー油はわかるが八角かなにかの中華香辛料が使われていてこれがこのザージャン麺の個性になっていると思う。

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個性といえばこのドーンと入っているチンゲンザイも歯ごたえ抜群で効果的なアクセントとして機能していると思う。

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少しクセはあるがハマったら忘れられない味になるのではないかと推察される。

汁無し坦々麺初心者にはきっとハードルが高かろうが、好きなヒトに敢えてオススメしたいザージャン麺 山椒屋のザージャン麺だった。

赤麺 梵天丸 五日市本店(佐伯区)もりそば

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赤麺 梵天丸 五日市本店

平日限定ながらもりそばが復活したと聞いてやってきた。

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入店したらまずは自動券売機で食券を購入する。

個人的にここのもりそばは昔から好きなので大盛りでお願いすることにした。

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汁無し坦々麺のお店だけあって卓上調味料は豊富でこれだけあればいろいろと楽しめそうだ(笑)

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さて太麺だけあってそれなりに待たされてからキタヨ!赤麺 梵天丸 五日市本店のもりそば大950円。

香ばしいトンコツと魚介の香りが鼻腔をくすぐってくれるがね!!

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とりあえず麺だけ食べてみたがなんともこれだけでもじゅうぶんに勝負できるデキに嬉しくなってしまった。

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 トッピングは別皿にて提供され植物系と動物系が分けてある。

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まずはトッピング無しで麺だけどっぶりつけダレに浸してから食べてみると凄まじいコシもあってつけ麺のジャンルでは他の追随を許さないんじゃないかと思えるほど。

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ここですべてのトッピングをつけダレに放り込んで温める作戦に打って出た(笑)

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トッピングが入るとつけダレの温度は若干下がるがやっぱりこっちのほうがバリエーションが広がって楽しい。

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ここで満を持して卓上調味料の自家製ラー油を投入してみた。

最初は少なすぎたようなので結果的にかなり多く入れたがこの味変は必須じゃないかと思えるほど劇的に旨さを向上してくれる。

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柔らかくブッといチャーシューや煮玉子もこってり魚介トンコツスープにとってもよくあっていてたまらん!

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最後は残った麺を全部つけダレにぶっこんでスープ割りをしないでもそのまま飲み干してしまった。

これほどの内容で950円は安く感じてしまうほどで激しく納得しながら店を後にしたのだった。

しかし自分のベストつけ麺が汁無し坦々麺専門店なんて変な気持ちがしないでもなかった(笑)

麺工房 東海(安佐南区)タルメン

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麺工房 東海
ここって昔、さんやがあった場所かな?
自家製麺が自慢のお店らしく通されたカウンターの前には手打ちタルメンと国産牛テールスープラーメンが売りだと書いてある。
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それじゃあって事で手打ちタルメンなるものを注文したがこの日は自家製麺がないそうで機械打ち麺にはなるが大盛り無料で100円引きになると言われたので機械打ちタルメンをお願いした。
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タルメン(麺大盛り)980円。
そもそもタルメンとはなんぞや?と思っていたのだがどうやら五目あんかけラーメンのことらしくぶっちゃけ中華丼の飯が麺になったもののようだ。
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ちょっと肩透かしだった機械打ち麺だがなかなかしっかりしていて全然不満はない。
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よく考えたらありうそうでなかった中華丼の麺バージョンだがもともと中華丼が好きだからすぐに馴染んだ。
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キクラゲやらエビやら中華丼には定番の具がかなり入っている上に大盛りの麺が食べても食べてもなくならない(笑)
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さすがにこの量に食べ飽きてきたのでテーブルにあったコショウと酢をいれて味変を試みることにした。
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作戦は見事に的中し再び再加速して一気に食べ進めることができた。
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まあだけどこれだったら素直に中華丼にシたほうが良いのではないか?という疑問が脳裏を横切り続けてしまい結局結論はでなかったがなんとなく腑に落ちなかったのは確かだ。
休日のお昼前にお邪魔したが家族連れがひっきりなしでかなり繁盛しているようだ。
ラーメン屋というよりどちらかといえば中華料理店のような立ち位置のお店のようで自分のようなラヲタはちょっと場違い感を覚えながら店を後にしたのだった。

小麦と箸(中区)背油そば

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小麦と箸
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ここは以前おどるタンタン麺があったテナントだがここに新規開業した油そば、つけ麺専門店のようだ。
入店すると自動券売機があるので買おうとしたらこの日は直接大将に注文して先払いするように言われたのでもしかしたら券売機が壊れていたのかな。
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カウンターしかない店内の一番奥に製麺機がどーんと置いてあってここが自家製麺のお店であることが主張してある。
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店名の「小麦」は自家製麺でわかるが「箸」の方は立派な割り箸のことなのか最後までよくわからなかった。
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少し待たされてからキタヨ!小麦と箸の背油そば800円。
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トッピングがかなり凝っていてこれにまず目を奪われてしまった。
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メンマはわかるがそのうちの一本が揚げたゴボウなんてこれは初めてだ。
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かなり太めの麺は自家製麺らしくコシがしっかりとあって確かにこれはウマいわな。
デフォルトのまましばらく食べてみたがやっぱりトッピングがあれこれあって面白い。
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ここらで味変をすべくお酢と魚粉をふりかけてみた。
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なるほど思った通りの変化だがやや物足りなかったので辛味の刺激が欲しくて一味もぶっこんでみた。
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ここで好みの味になったのでこのまま一気に完食しようかと思っていたら大将からレンゲご飯なるものが無料で提供されるので全部食べないように言われたのでどうにか思いとどまった。
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一口程度のレンゲご飯はそのまま全部入れて魚粉をかけると相性が良いと教えてもらったのでそのとおりにやってみることにした。
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なるほどこの〆はたしかに残ったタレをご飯に吸わせて食べるのに好都合であることはまちがいない。
それにこのレンゲご飯のおかげでお腹はいっぱいになって連食しようと画策していたのを諦めたのだった。
なるほど面白い発想の個性的な油そばではあるがここまでやるのならもう一捻り欲しい気もする。
このレベルならもうひとつのメインメニューであるつけ麺も気になるところではある。

らーめんもりかわ(中区)フュージョン

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らーめんもりかわ
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二郎系の新メニューが始まったと聞いてやってきた。
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要は二郎系のラーメンに麻婆豆腐が追加されているのがフュージョンというラーメンの実態のようだ。
店内に貼ってある紙には辛麻婆豆腐の単品もあるようでわざわざ辛とあるのはそういうことなのだろう。
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けっこう待たされてからキタヨ!らーめんもりかわのフュージョン(野菜・ニンニク増し)1100+50+50円。
しかし凄まじいまでの野菜の山だ(笑)
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さすがにこのまま麻婆豆腐を入れると溢れるのは確実なのでまずはデフォルトのままで食べ始めた。
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少し丼に「空き」ができたのでここで満を持して麻婆豆腐を投入。
それでもまだ半分くらいか入れることがないない。
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麺は相変わらずの極太麺でコシもしっかりあってこの手のラーメンにはよくあっている、っていうかこれじゃないと無理だろう。
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期待の辛麻婆豆腐であるが確かにかなり辛くてこのスープを一気に激辛仕様に変化させてくれる。
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これだったらと残りの麻婆豆腐を全部投下してスープに混ぜてやった。
当然ながらの辛さが押し寄せてきたがこれくらいのパンチがあったほうが特に後半の食べ飽きることがないので個人的には好ましい。
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チャーシューも麺や激辛スープに負けない超極太で食べごたえも満点だ。
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しかし麻婆豆腐がラーメンにこんなに好相性とは知らなかったがここの素のインスパイアにややパンチ不足を感じる向きには少々高いがこのフュージョンの激辛仕様にするってにはアリだと感じた。
今回は野菜とニンニク増し(各50円)にしたがニンニク増しだけは必須なんじゃないかと感じた。
量も凄く最初は完食できるか正直心配だったがあっけなく食べられたのはやはり辛麻婆豆腐によるところは大きいのだろう。

太閤うどん 中町店(中区)太閤ラーメン

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太閤うどん 中町店
初めてやってきたが広テレ跡地のわかりやすい立地に洒落た門構えのうどん屋さん。
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毎月最終日になるとなぜかうどん屋ではなくラーメン屋に変身すると聞いてやってきたが本当のようだ。
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店内ももはやうどん屋とはとても思えないほどシャレオツな雰囲気で自分のようなおっさんにはもしかして場違い感すら漂っているのではないか。
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基本的にラーメンはワンメニューのようでこの日は「自家製麺尾道ラーメン」だった。
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「真空調理で仕上げたもみじ豚のチャーシュー」だそうだがこれは確かに完璧にラーメンとしてのトッピングだ。
ちゃんと尾道ラーメンらしく背脂も浮いていてかなり期待させられるがな。
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麺は平打ち麺のかなり太いタイプでもううどんとの判別がギリギリくらいのデキだ。
たださすが自家製麺と謳っているだけあってコシがしっかり効いていてかなりのもんだ。
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柚子がアクセントになっているスープはもう完全にかつお節を強く感じさせる和風ラーメンだ。
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穂先メンマが一本まるごと奢られていてこれはしっかりコストが掛かっているのは間違いない。
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煮玉子もちゃんと味付けがしてあってうどんのトッピングの流用じゃないところが芸が細かい。
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ただここまで和風を全面に押し出してしまうと全体としてうどんとラーメンの境界線が不明瞭になってきて要はうどんを食べているのかラーメンを食べているのかわからなくなってきた。
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自分が訪ねた時は開店直後でおっさんしかお客がいなかったが場所柄女性をターゲットにしているのならこういうラーメンもアリなのだろう。
ここまで思い切って個性的に仕上げた「ラーメン」ではあるが基本はきっちりと押さえてあって気がつけばスープまで完食してしまった。
月イチしか食べられないのが残念ではあるがこういう実験的でチャレンジングなお店があるのも悪くないと思ったのだった。