らをた広島

食べ歩きブログ

カサワキNinjaZX-14R


カワサキバイクマガジン最新号。
今回のメインは当然といえば当然の新型NinjaZX-14R

排気量アップしたエンジンで200馬力、ラムエア加給時には210馬力を発揮するのが最大のウリなんだろう。

それに伴い各部をブラッシュアップしているようだ。
その目玉がやっぱりと言うかこれでなきゃと言うかエレキ化だ。
とにかく走るパソコンというべきか四輪に続いて最近の二輪の電子マネージメントの進化は凄まじい。
それでも四輪のそれには大きく遅れをとっている。
1954年にメルセデスベンツ300SLで市販車に実用化されたインジェクションも1978年にこれまたメルセデスベンツSクラスで実用化されたABSも二輪では最近になってやっと普及しはじめたという有様だ。
インジェクション普及遅れと連動して四輪では当たり前の横滑り防止装置はまだ二輪では実用化されず、トラクションコントロールがやっと数車種に搭載されはじめた。

その要因は二輪の傾けて曲がる(傾けないと曲がれない)という独特の操作性にもよると思うがやっぱり最大の理由は産業規模の違いだろう。
マーケットのサイズが違いすぎるので実用品としての側面の強く利益率の高いクルマの開発が優先されて趣味性の強いオートバイはどうしても後回しなのだろう。
それにしてもこのNinjaZx-14Rの電子制御は凄い。
二段階のパワーコントロール(フルパワーと75%セーブされるっていうから150馬力)と3段階のトラクションコントロール
これくらいしないとやれウィリーだハイサイドだとカンタンにおきてしまうのだろう。
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今回のカワサキバイクマガジンはこれまでのカワサキの歴史についてもかいてあった。
W1の47馬力→マッハ750の71馬力

Z1って82馬力しかなかったの??
今じゃ600でも130馬力とか出してる時代だからいかに昔かよくわかる。
Z1000で100馬力突破。
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初代Ninjaで110馬力。
初代ZZRで147馬力。

あのZX-12Rで一気に178馬力へ。
それから先代ZZR1400で190馬力。
そして今年のZX-10Rと来年のZX-14Rで200馬力に。
このパワーがウリのZX-14Rであるがホントはその馬力を生かしたトータルの走りの性能こそカワサキの真骨頂ではあるはず。
NinjaZX-14RのABSなしが156万、ありが163万円。
今までのZZR1400はABSなしが144万、ありが155万円。
要するにこれだけ性能アップして10万程度の価格上昇というわけだ。
うぬぬぬ~~ええですのぅ~(笑)

このちょっとウィリーしながらのフル加速はインパクトある。