アントマンことスコット・ラング(ポール・ラッド)は、実験中の事故に巻き込まれ、相棒のワスプことホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)や娘のキャシーらと共に量子世界に引きずり込まれる。
未知の世界で彼らを待ち受けていたのは、征服者カーンだった。
マーベルのキャラクター・アントマンを実写映画化した『アントマン』シリーズの第3弾。
体長1.5センチになれる特殊なスーツを身に着けた主人公が、量子世界に引きずり込まれてしまう。
ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラスらキャスト陣、監督のペイトン・リード、製作のケヴィン・ファイギも続投。
ミシェル・ファイファー、ジョナサン・メジャース、キャスリン・ニュートン、ビル・マーレイらもキャストに名を連ねる。
マーベルのアントマンシリーズの最新作。
と言ってもアントマンを初めて観るので最初は何が何だかわからなかった。
冒頭にどっかで見たことがある老人が出ているなと思って調べてみたらあの一世を風靡したマイケル・ダグラスだったが御年78歳だから大変なご老体だがまだまだ頑張っておられるようだ。
アントマンと言うくらいだから「蟻男」だろうから昔のミクロイドSみたいに小さくなるのだろうと思ったらアントマンはサイズが変えられるらしい。
妙な生物が色々出てきてどことなくスターウォーズシリーズのような世界観だ。
この手の作品にストーリーの妙とかを求めてはいけないのはよくわかっているがそれにしても安直さな展開ではある。
要は緻密で美しく仕上げられたビックリCG映像を単純に楽しむのが正解だろう。
この作品のラスボスであるカーンだがコレがあのサノスを超える悪役になる予定らしく、その演技と言いガッチリとした体格と言い何処かで見た俳優さんだと思って調べてみたらジョナサン・メジャースという名前であのクリード3の敵役だった。
この俳優さんは連続して超大作のラスボスを演じて大きくブレイクするのは間違いないなかろう。
終いにはアントマンは巨大化して大暴れは良いが自分はにはもう何が何だかサッパリついていけなくなってしまって迫力ある映像もカネが掛かった戦隊モノみたいでつまらなくなった。
アントマンの娘が可愛いのでそれだけが唯一の楽しみで頑張って最後までしがみつく事にした(笑)
どうにかラストまで辿り着いたが当然ながらコレでアベンジャーズに繋げるつもりからなのか、エンドロールの間と最後の映像からして完全決着とは行かないのがスッキリしないがまあマーベル映画とはこういうものだろう。
このアントマンシリーズを全く観ていないせいもあってこの世界観に入り込めなかったアントマン&ワスプ:クアントマニアだった。