らをた広島

食べ歩きブログ

手打ち中華そば侍(山口市)ラストサムライ

さ1
久しぶりに遥々やって来たよ山口市
なんと言っても手打ち中華そば侍の山根大将が経営権を手放して他の方に譲って福岡県で再出発されるそうで、要するに侍がこれまでの「侍」なのはこの日までってことになる。
次のオーナーも今までの侍の味を継承されるようだが経営者が変わるので全く同じってことは考えにくいから複雑な思いもある。
さむ2さむ1
さてこういう情報はいち早くネットとかで拡散するもので開店少し前に着いたにも拘らず既に行列ができとるやないの。
定時になり入店してカウンターだけの店内はあっという間に満席になった。
さすが相変わらず人気あるけどみんな残念な気持ちなんだろうなー。
さ2
個人的にちょっと話しもしたことがある山根大将に挨拶もソコソコにちょっと待ってから来たよ!手打ち中華そば侍の元味690円。
今から数年前に初めてこの侍に来たとき「元味」「濃い味」「新味」と3種類あったがわけも分からず元味を注文してこれまで経験の無いその強烈な個性にビックリしたのを覚えている。
さ3
ビロビロした食感が印象的な自家製麺
初めてココに来た当時はまだ自家製麺がそれほど一般的じゃなかったからその分このオリジナリティの塊のような麺に文字通り麺食らったのを思い出した。
さむ4さむ3
福島・白河ラーメンの有名店とら食堂の流れを汲むトッピングも自分のこれまでの常識をくつがえすのにじゅうぶんで辛くしゃきしゃきのネギなどは衝撃的ですらあった。
しかし今ではこれこそ侍のアイデンティティ以外何者でもない。
さ4
この日は今までよりかなり大きめのチャーシューが奢られていたがコイツもきちんと燻されたホンモノで煙の薫りがしてくる。
おそらくは醬油が西日本のとちょっと違うのかもしれないがどれもこれも未知のラーメンだったことは間違いない。
さむ5さむ6
福島・とら食堂のオリジナルに最も近い「元味」のあまりの個性に最初はどうしても馴染めず、山根大将が独自にわかりやすい味にモディファイした「新味」を長く食べていたがだんだんと慣れてくるとやっぱり「元味」でないと満足できなくなってしまい最近はずっと「元味」時々「濃い味」をローテーションしていた。
だけどこれがもうココでは食べられないには痛恨の極みだが山根大、また行くから将福岡でも頑張ってね!