らをた広島

食べ歩きブログ

らーめん屋 歩いていこう(中区国泰寺)

あ1
お久しぶりのらーめん屋歩いていこう
開店前に着いてしまったのだがここの唯一にして最大の懸念は「果たして本日営業してくれるかどうか?」なので中を覗き込んでみる。
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店内は厨房に灯りがついており大将が作業をしておられる。
別に話しかけたわけではないのだが何と無く目があってしまったので中から大将が出て来られた。
「なんでしょうか?」
「いえ、今日は営業されるのかな?と思いまして」
あるい1ある1
「今、スープが出来ましたので試食してから決めようと思っているんですがダメになる可能性が高そうなんです(苦笑い)」
「とりあえず営業時間まで待ってます。」
ある2ある3
などというやり取りがあって不安を感じながらも待ってみることにした。
ダメなら何処に行こうかな~?とまあフられるのは慣れているので次の候補を考えていたら大将がデッカい提灯を持って中から出てきて
「今日、やります!どうぞ!」
「おおおお!ありがとうございます。」と思わず本音を言ってしまった(笑)
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早速店内に入り入り口の券売機でしょうゆラーメンのチケットを購入。
この日は自分しかシャッター入店する物好きはいなかったが自分が着席してからは続々と客が入って来てまだラーメンが来る前に全席が埋まった。
やはりさすがの人気店であることは間違いない。
あるいて1
さて5分くらいして来たよ!ラーメン屋歩いていこうのしょうゆラーメン700円。
うぬぬぬ~相変わらず見事なホワイトカラーに見てるだけでもウットリするよのー。
立ち上る薫りも鶏白湯スープの濃厚さを伺わせるには十分で自ずと唾液腺が刺激される。
あるいて3
自家製麺になるやや太めのストレート麺はもはや上質なパスタのようで一口目にはカルボナーラを思い出させるほどだ。
この透明感と弾力のある麺もオリジナリティがあってこのラーメンをより個性的にするのに一役買っている。
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「ほろほろ」とはこういう時に使う言葉だと痛感させられる食感のチャーシュー。
サイコロ状に分厚く切ってあるが口に入れた瞬間に溶解し始める快感は一度知ったら忘れられなくなるほどだ、
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煮玉子はかすかに味がついているくらいのものではあるが出すぎず引っ込みすぎず絶妙なバランス感覚といえるんじゃなかろうか?
もしかして無化調なのか最初はなんとなくパンチが足らないように思えるスープも後半にかけてぐいぐいその凄みを感じさせてくれる。
個人的にはここのラーメンの適度な「ぬるさ」もいきなり最初からガツガツ食べられるので短時間で食感が落ちてくるのが欠点の麺料理には理にかなっているしそもそも早食いには有難い。
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感激してながら食べたからハッと我に返るともう丼の底が見えてきてしまった。
すると更に嬉しいことに大量の骨粉がそこから現れるというオマケまで用意されているなんてラヲタにとってコレ以上の幸せがあるだろうか?あるワケがない(笑)
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いつもようにこの店の不文律である食べ終わったらカウンター上に丼とコップを置き、自分の使ったカウンター部分を台拭きでキレイキレイにしてから店を後にしたのだった。