らをた広島

食べ歩きブログ

ルームロンダリング

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いわくつきの物件に住んで部屋を浄化するアルバイトをしながら、幽霊たちの望みをかなえるために奔走するヒロインを描いたコメディー。

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孤独なヒロインがワケありの部屋にいる幽霊たちの世話を焼く様子を活写する。

主演を『映画 みんな!エスパーだよ!』などの池田エライザが務め、渋川清彦やオダギリジョーらが共演する。

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監督はテレビドラマ「増山超能力師事務所」などの片桐健滋

幼いころに父が亡くなり母は行方をくらまし、さらに祖母がこの世を去ってふさぎ込んでいた八雲御子(池田エライザ)。

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そんな御子に叔父の雷土悟郎(オダギリジョー)は、住むところとアルバイトを紹介してくれた。

アルバイトは、いわく付き物件に入居する“ルームロンダリング”の仕事だった。

自殺して幽霊になった春日公比古(渋川清彦)と生活するようになった御子は、彼のデモテープをレコード会社へ送るよう頼まれ……。

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インパクトあるタイトルだがなるほどそういう内容かと冒頭の説明で理解できたがそれだけで2時間の映画が成立するのか懐疑的に観始めた。

要は曰く付きで亡くなった幽霊と幽霊と話せる能力がある主人公との関わりをコミカルに描いてる。

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ただ単なるコメディではなくなかなか考えさせられるシーンもあって良く出来てる。

ネタバレになるので詳しくは書けないが引きこもりがちで内向的な性格がお化けとの触れ合いがきっかけでの主人公の成長を描いてる。

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それだけにストーリーが展開するにつれ全貌がわかってくるとラストの盛り上がりがもう少し欲しい気もしないでもないがトータルとしては結構楽しめた佳作のルームロンダリングだった。