55%精米福井県産五百万石
吟醸 生貯蔵酒
日本酒度 +5.0
アルコール分 15度
[季節限定品] 4月販売予定
1,800ml2,700円(税抜)
720ml1,250円(税抜)
その年十八番目の醪が搾られる頃、酒蔵は最盛期を迎えます。軽やかで爽やかな香味の吟醸酒を生貯蔵し、「吟十八号」と名付けました。
キラキラと輝くシルバーグリーンがかった淡い色調。
レモンやはっさくの皮の砂糖漬けのような爽やかな香りから、グラスを回すと、マスカットやマンゴスチンと、フルーツフレーバーの表現が豊かである。
そこにバラの香り、ほのかにビターなカカオマス、更にローストアーモンドが加わる。
口に含んだアタックには、柔らかさと強さが混在している。もともと豊かな広がりに、甘味により奥行きが加わり、さらさらとした苦みがコクとなり、辛口な印象へと変化させていく。
余韻には香りにあったマスカット・オブ・アレキサンドリアのノーブルなイメージが続く。
冷やで飲んでみたが飲み口はかなり甘く感じるのに喉を通って飲み終わる頃にはその甘さが辛さに変化すると言った不思議な体験ができた。
さすがは黒龍だけあって非常に洗練されたいわゆる今風の日本酒でこれなら日本酒初心者や日本酒に偏見があるヒトでも黙らせてしまうだろう。
これだけの内容で一升瓶3000円を切る値段も凄いとしか言いようがないしコストパフォマンスを考えたら太刀打ちできるのは限られるんじゃないかと思ってしまった。