らをた広島

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ラストレター

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岩井俊二監督が体験した出来事を基にした物語で、松たか子広瀬すず神木隆之介福山雅治らが共演するラブストーリー。

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初恋の人と再会したヒロイン、ヒロインを彼女の姉と誤解した小説家、母に送られる小説家からの手紙に返信を書く娘の、心の再生と成長が描かれる。

岩井監督の出身地である宮城県で撮影が行われ、音楽を『スワロウテイル』などで岩井と組んだ小林武史が担当する。

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夫と子供と暮らす岸辺野裕里(松たか子)は、姉の未咲の葬儀で未咲の娘・鮎美(広瀬すず)と再会する。

鮎美は心の整理がついておらず、母が残した手紙を読むことができなかった。

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裕里は未咲の同窓会で姉の死を伝えようとするが、未咲の同級生たちに未咲本人と勘違いされる。

そして裕里は、初恋の相手である小説家の乙坂鏡史郎(福山雅治)と連絡先を交換し、彼に手紙を送る。

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「君にまだずっと 恋してるって言ったら 信じますか?」

というタイトルが付いている。

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今話題の森七菜も出ているが今より随分幼く見えるが撮影されたのはかなり前なのかも知れない。

舞台は杜の都仙台市で美しい景色が視覚的にも綺麗だ。

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しかしこのスマホ全盛の現代に於いて郵便で直筆文通とは懐かしいと言うか前時代的ではあるが心がこもってると言うかとにかく昭和の香りがする。

誰にも経験あるような恋心と言うかときめきというかそんな感情を思い出すような展開に正直ワクワクしてしまった。

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先の森七菜をはじめ松たか子福山雅治広瀬すず神木隆之介そしてヤサグレた豊川悦司の配役も良く久しぶりにアニメ以外の日本映画に引き込まれてしまった。

青葉城恋歌のさとう宗幸がちょい役で出てるが最初わからなかったが歳をとっていてビックリしたがまあ当たり前ではあるわな。

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些細なすれ違いから話しが展開するのだが綺麗すぎる純愛は日本らしさもあって安心して観ていられる。

監督の体験を元にした映画らしくリアリティはかなりあって脚本もよく練り込まれいて物語の先が読めない。

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ラストも今どき死語なプラトニックでこういう綺麗なのも珍しい。

大方の日本映画はガッカリさせられるのがほとんどだがホントに偶にこういう良い作品に出会える事があるのだがこういう嬉しい体験が増える事を切に望みたい。