JR環状線天満駅から歩いて少しの場所にあるのがこれが非常にわかりにくい。
iPhoneの純正マップアプリを頼りに歩いて来たのだが細い行き止まりに道に案内されて慌ててグーグルマップに変更したらどうにかお店の前までは来れたのだが地味すぎるお店の風貌で何度も通り過ぎてしまった。
到着したのが日曜日の午前7時半。
まさかここか?と近づくと7時から10時半のチャーニーズブレックファーストの文字と膳途洋々と書いてあるロゴにようやく気がついて慌てて店内に入った。
外から見る感じと全然違うシャレた店内に女性一人で出迎えてもらった。
カウンターに通されてメニューで朝の中華麺をお願いした。
中華粥のトッピングは蒸し鶏、エビ、肉そぼろ、温泉卵から選べてよくわからないので一番最初に書いてある蒸し鶏でお願いした。
最初に蒸し鶏、次にデフォルトのトッピング皿、そして最後に中華粥400円!がやってきた。
まずはこの粥だけを何も入れずに食べてみたがすでにこれだけで食べられるように味付けがしてあってそこらへんの貧相でショボいお粥とは全く違っていて驚いた。
お粥に味がついているのならトッピングは少しづつが良かろうとちょっとだけ入れてみたがトッピングがかなり味付け控えめで当たり前かもしれないがトータルとして考えてあるのがよくわかる。
そこでこのコーンのようなサクサクした食感のを追加してみたが決して塩辛くなることはなく逆にバランスがよくなったように思った。
この大きなのはザーサイだと思うがコレが旨い店はどんな料理もこれが味の下支えになる筈だからハズレがないと聞いたことがある。
それにしてもよくできている。
時間にして店内には10分くらいしか居なかったようだがそれでもこの中華粥の凄さをひしひしと感じる不思議な体験ができた。
けっこうお腹いっぱいになってこれで400円って「ホンマにこの値段でええんだっか?」と思ったが何も言わずに支払いを済ませてお店を出た。
ハッキリ言ってこれまでの人生で食べたどんなお粥よりウマかった事だけは太鼓判が押せる膳途洋々の朝の中華粥だった。