らをた広島

食べ歩きブログ

エニタイムフィットネス

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去年の11月からエニタイムフィットネスに通っている。

いわゆる24時間型のフィットネスクラブで自宅から600メートルと近くにあるのが最大の理由だ。

これまでは区のスポーツセンターで主にトレッドミルで走り、いくつかの古いマシンで筋トレの真似事みたいなことをやっていたが通う回数が多くなり定額のスポーツジムと料金が変わらなくなってしまったのでこちらに移籍した。

 

 入会してみるとさすがに施設装備は充実しており本格的なトレーニングが可能なのでただトレッドミルで走るだけじゃもったいなく感じて56歳にしてついにフリーウェイトでトレーニングを開始してしまった。

大学時代に運動部に所属していたので少しは筋トレ経験はあるがなにせ30年ぶりにやったベンチプレスやスクワットはバランスを取るのがやっとでほとんど挙げられなかったしダンベルに至っては扱い方すらわからなかった。

 それから3ヶ月、プロテインを飲むようになり週3回のペースでYouTubeを頼りに情報を集めながらビッグ3を中心に独学であれこれやってきたがやっと最近少し筋トレが楽しくなってきた。

その分、せっかく長距離を走れるようになったのに有酸素運動が控えめになるのは正直惜しいがまあそこは毎朝4キロ晩5キロ計9キロのイヌの散歩でじゅうぶんかなとも思う。

新型コロナ肺炎の折、ジムで感染とか控えるのが良いのかもしれないが逆にそれだから体力をつけるという考えもありかなと思っている。

「その年で何を目指しているの?」とよく聞かれるが、別段今更モテようと言うわけでもないのだが実際昔から腕が細いのがコンプレックスだしマッチョに憧れがなかったと言えば嘘になるので怪我をしない範囲でもう少し続けてみようと思う。

薩摩っ子ラーメン 総本店(大阪市)チャーシューメン

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薩摩っ子ラーメン 総本店

年中無休24時間営業のこのお店は自分が学生時代(30年前)から有名で「空心町のニンニクラーメン」と呼ばれていた。

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当時谷町に住んでいた自分は夜中の麻雀の途中とか飲み会の帰りなどで時々夜中ココに来ては食べていたのを懐かしく思い出した。

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当時は大盛り1000円だったと思うがさすがに並盛りでも1300円になっていたよ薩摩っ子ラーメン 総本店のチャーシューメン。

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スープの乳化はそれほど強くないトンコツだがさすがに最初から刻んだニンニクパワー炸裂で麺にも絡まって持ち上がってくる。

確か当時から自家製麺だったと思うがやや太めの縮れ麺は柔らかく茹でられているのも当時と同じだ。

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なぜかここではチャーシューメンしか食べたことがないのでラーメンと比較できないが少し味付け濃いめのチャーシューがドッサリ入っている。
懐かしいが今の時代としてはココまで主張するチャーシューは珍しいくらいだ。

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当時から普通に食べていると丼の底がニンニクだらけになってしまうのでこれをすくいながら食べるのを思い出してそうしていたらニンニクの辛さに痺れてしまった(笑)

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薩摩っ子ラーメンってくらいだから学生時代からずっと鹿児島に本店があるのかと思っていたが実は鹿児島とはなんの関係もないらしくあくまでもここが総本店のようだ(笑)

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懐かしくて涙が出そうだったが現代のラーメンとしてはやはり塩分過多のようで大きめの丼になみなみと継がれたスープを完食するにはちょっと無理があった。

だけど30年前からこのレベルだったらそりゃハマるわけだと久しぶりに納得させていただいた自分の中では永遠に空心町のニンニクラーメンこと薩摩っ子ラーメン 総本店のチャーシューメンだった。

アルキメデスの大戦

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「週刊ヤングマガジン」連載の三田紀房のコミックを原作にした歴史ドラマ。

1930年代の日本を舞台に、戦艦大和の建造計画を食い止めようとする数学者を描く。

監督・脚本・VFXを担当するのは、『ALWAYS』シリーズや『永遠の0』などの山崎貴

主演は『共喰い』や『あゝ、荒野』シリーズなどの菅田将暉。軍部の陰謀に数学で挑む主人公の戦いが展開する。

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昭和8年(1933年)、第2次世界大戦開戦前の日本。日本帝国海軍の上層部は世界に威厳を示すための超大型戦艦大和の建造に意欲を見せるが、海軍少将の山本五十六は今後の海戦には航空母艦の方が必要だと主張する。

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進言を無視する軍上層部の動きに危険を感じた山本は、天才数学者・櫂直(菅田将暉)を軍に招き入れる。その狙いは、彼の卓越した数学的能力をもって大和建造にかかる高額の費用を試算し、計画の裏でうごめく軍部の陰謀を暴くことだった。

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マンガが原作、菅田将暉主演の戦争映画。

しかし数学者が主演の戦争映画なんてあまり聞いたことがないが面白い切り口だと思った。

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財閥と帝国海軍の一部が癒着して膨大な国家予算を食い物にしようとする陰謀はいかにも本当にありそうでリアリティありありでたまげた。

特に序盤は迫力ある戦闘シーンでマンガ原作らしく展開はトントン拍子に早い。

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「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」という名言ん残した山本五十六ではあるが現在の氏の軍人としても評価は様々だ。

この映画だけでなく日本映画全体に英雄のように描かれることの多い山本五十六氏は自分の故郷呉市にも馴染み深い人物でもあるがこの映画の中の山本五十六にも違和感を覚える。

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菅田将暉の相棒というか部下の役で今をときめく柄本佑が出ているがこの二人の絶妙な掛け合いにはその演技力もあってなかなか見応えがある。

他の俳優も頑張ってるのはよーくわかるのだが後半は舞台演劇を見ているようで要はこの映画の世界観が小さな部屋の中で行われてるようなスケールの小ささとして感じられてしまう。

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オチもわかりやすくなるほどと思わせるがツッコミ所もしっかりあってもしかしたらマンガを端折って尺を縮めた無理があるんじゃないか。

トータルとして戦争映画とは言えなくなりどこか権力闘争の人間模様を描く作品にすり替わってしまっている。

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タイトルの言わんとする事はは理解できるのだが個人的にはちょっと残念だったアルキメデスの大戦だった。

 

焼肉かばち(中区)テールラーメン

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焼肉かばち

最近開店した新店のようだ。

公式サイトでネット予約もできる。

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ちょっとわかりにくいのだが店舗の裏通りの反対側に2台分専用駐車場を確保してくれているのはマジで嬉しい。

店内にイヌがいるのは最近じゃ非常に珍しい(笑)

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基本的に焼肉屋のランチだからラーメン専業というわけではない。

カレーや汁なし担々麺、テールラーメンに果てはテールカレーラーメンなるメニューまである。

大将と少し話したがカレーも自信ありとのこと。

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さて自分がお願いしたのはテールラーメン750円。

思った通りのテールスープの応用版のようで脂がほとんど浮いていないのが印象的だ。

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麺は中華料理屋のようなぐにゃぐにゃのではなくしっかりコシがあるラーメン屋仕様には気合を感じる。

スープは最初からコショウが入っていてこれがピリッとアクセントになっている。

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一般的なテールラーメンにしては750円と安いので肉の質と量が少し心配だったがやや固い事を除けば量的にはしっかり入っている。

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トッピングはテールを除くとネギだけというシンプルさではあるがこれがなかなかピリッとよく仕事をしている。

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これだけ脂がないのに口当たりはアッサリしてはいてもうどんのようにならずしっかりラーメンしているのは不思議な感じがする。

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トータルとしてはやっぱり焼肉コースの〆のようなイメージになってしまうがこの値段でいわゆるテールチャーシュー麺が食べられると思えばすべてが納得できるレベルだ。

これだったら他のカレーとかも食べてみようかと思ってしまった焼肉かばちだった。

Plus Ultra プルスウルトラ(中区)汁なしガッツリ並

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Plus Ultra プルスウルトラ

先日ニンニクラーメンを食べて好印象を持ったのでまたその二郎系目当てでやってきた。

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どうやらこのニンニクラーメンはガッツリラーメンと名称変更されてランチメニューからは外され(おそらく麺の茹で時間の問題と思われ)夜だけメニューに切り替わったようだ。

(雨の日は昼も提供ありとの情報もあり)

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今回は前回なかった汁なしガッツリ並(麺250グラム)800円。

要はまぜそばバージョンと考えればよいのかな。

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以前のニンニクラーメンと同じ麺が使用されているようでこれをひっぱりあげるのにズシッと重みがあるのはやはり250グラムのせいか。

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「汁なし」って言う割にはけっこうな量のつけダレが入っていてこれはおそらくスープを減して返しの量を増やした「つけ麺」ダレがぶっかけてあるタイプなんじゃなかろうか?

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まあそれはそれで全然構わないのだが野菜ニンニク増しにした割にはニンニクのパンチがかなり弱くグイグイを食べすすめる推進力を得られない。

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小さくカットしたチャーシューは以前の広島ラーメンそのままのよりは遥かにマシになったのだがこれをもってしてもニンニク弱さを補うことは出来ない。

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こうなると味変の手段もないし食べ飽きてくるのは必至で麺250グラムではなく180グラムの小にするんだったと後悔しはじめた。

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広島ラーメンベースの二郎系ラーメンは特にその初心者向けには悪くないと思ったがこの汁なしガッツリは上品すぎてワイルドさがほとんど感じられない。

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なんとかかんとかラストまで辿り着いたがちょっとフラストレーションを感じてしまうようなデキだった。

あくまでも個人的な感想だけどこれだったらガッツリラーメンにしておいた方が間違いないと思ってしまったプルスウルトラの汁なしガッツリ並だった。

トレッドストーン

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トレッドストーン』(原題:『Treadstone』)は、2019年からアメリカのUSAネットワークで放送されているアクション・スパイ・テレビドラマシリーズであり、映画シリーズであるボーンシリーズに基づいている。

日本では、2020年1月10日にAmazonビデオで配信された。

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ボーン・アイデンティティー』(2002)に始まった『ボーン』シリーズは、記憶喪失の暗殺者ジェイソン・ボーンの物語をスリリングな展開とリアルなアクションで描き、多くのファンを獲得。続編『ボーン・スプレマシー』(2004)『ボーン・アルティメイタム』(2007)ののち、顔ぶれを一新した『ボーン・レガシー』(2012)、再びデイモン主演の『ジェイソン・ボーン』(2016)が公開され、シリーズの累計米国興収は8億ドルを突破している。

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『ボーン』シリーズの世界観を拡張するドラマ版「トレッドストーン」では、ジェイソン・ボーンを生んだCIAの工作員育成計画「トレッドストーン計画」に焦点が当てられ、世界各国に潜伏する“武器”として高度に発達したスパイたちが任務のために動き始めていく。

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アマゾンプライムにあるのを見つけて吹き替え版で観た。

ジェイソン・ボーンシリーズは好きでほとんと観てるのでそのスピンオフなら迷わず観てしまうわな(笑)

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あの映画の雰囲気をそのままに受け継いではいるのだが基本的に映画とあまりリンクしておらず全く基礎知識がなくても鑑賞には問題ない。

過去と現在、場所もロシアにアメリカ、北朝鮮にインドとか入れ代わり同時進行のように描かれるので非常に頭がこんがらかる。

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オマケに主要な登場人物は組織に記憶を書き換えられているので余計にややこしくなりじっと観ていてもわけがわからんようになりそうだった。

ただ展開そのものは非常に早いし何よりクルマの銃撃戦などのアクションシーンはモロハリウッド映画品質なので迫力が凄まじい。

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北朝鮮に潜伏している「セミ」には韓国人女優ハン・ヒョジュがキャスティングされているがどこかで見たことあると思ったが「トンイ」の主演女優じゃないの。

トンイでは聡明な少女を演じていたように記憶しているが今度は手段を選ばぬ殺人兵器みたいな女工作員はトンイを知ってる人にはかなりのインパクトあるだろう。

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それにあまり本当の様子がわからない北朝鮮の暮らしぶりも描かれていているがこう言うのもなかなか新鮮に映った。

それと若い頃のペトラを演じたドイツ女優エミリア・シュールのサディスティックな演技もアクションシーンも含めてかなり頑張っているのも印象的だ。

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おそらくはファーストシーズンになると思うが全10話でそのラストシーンがこのドラマの設定部分の肝心な所で終わるのには参った。

思わず「それはないよ!」と言ってしまい椅子から転げ落ちる思いがしたが次のシーズンを待つしかないのだろう。

 

OBSOLETE(オブソリート)

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PSYCHO-PASS サイコパス』『魔法少女まどか☆マギカ』などで知られる虚淵玄ニトロプラス)が原案・シリーズ構成を手掛ける、「YouTube Originals」の完全オリジナルフルCGアニメーション『OBSOLETE(オブソリート)』が、2019年12月3日からYouTubeにて配信決定。

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『OBSOLETE』は、虚淵玄が原案・シリーズ構成、CGアニメーションスタジオ「武右ェ門」が制作を担当し、YouTubeによるオリジナルシリーズや映画・イベントを視聴できるサービス「YouTube Originals」作品としてYouTubeバンダイナムコアーツチャンネルにて公開されるフルCGのリアルロボットアニメーション。
“2.5m”の意識制御型汎用ロボット「エグゾフレーム」が活躍する、現代から近未来にかけての<if>の世界が描かれる。

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2014年、突如、月周回軌道上に現れた異星人・ペドラーは、地球人類に“意識制御型汎用作業ロボット「エグゾフレーム」”を提供する。その汎用性と廉価性ゆえに発展途上国を中心に爆発的に普及し始めたエグゾフレーム。やがて戦場でも有用性を発揮、既存の兵器を「時代遅れ」のものにしていく。
一方、変わりはじめた世界に対し、アメリカ合衆国を初めとする先進諸国は、自国の産業保護などを目的に、エグゾの利用を規制。その軍事的可能性に目を背けるばかりだった。そんな中、政府の姿勢に危機感を抱いた合衆国海兵隊の一部隊員は、エグゾが世界に及ぼす影響の調査を独自に開始する。

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今回、メインビジュアルと共にスタッフ&キャスト、主題歌情報も発表された。
メカニックデザインを石渡マコト(ニトロプラス)、キャラクターデザインを吉田明彦・永井悠也(CyDesignation)が担当。
声優には、ボウマン役として田中正彦、ミヤジマ役として森川智之、レブナー役として山野井仁、フェルナンド役として高木渉、ザーヒル役として大友龍三郎が名を連ねている。

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YouTubeオリジナルズから今回無料配信された1話15分ほどのリアルロボットフルCGアニメーションOBSOLETE。

一気に全話見たが本当に久しぶりに本格ロボットアニメを堪能させていただいた。

内容も非常にリアリティがあって確かに面白い。

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ちょっとボトムズの世界観に似ているような気もするが異星人絡みなところが少々ハリウッド臭がするような気がしないでもない(笑)

声優陣も本格派でこの手のアニメが好きなタイプのヒトには必ず心に突き刺さるものがあるはず。

この続きはきっと有料になるんだろうな〜(涙)

自信を持ってガチオススメ!!