誠家(竹原市)誠らぁーめん黒
竹原市の駅前商店街。
そのよく目立つ立地に誠家がある。
この手の駅前商店街お約束ではあるが店舗の駐車場はない。
だけど商店街指定駐車場が用意されている看板があって親切だし商店街で飲食や買い物をすれば2時間タダ券をくれるという寸法になっている。
店内はけっこう広く中央に厨房でそれを取り囲むようにカウンターがある。
店の奥には個室まで完備されているようだ。
厨房に男性ばかり3人。
ダレが大将なのかよくわからないがかなり忙しそうにしておられる。
そんな誠家にこんなデコボコ4人組みでやってきた。
するとメンバーのひとりがカウンター内にある製麺機を発見!!(=ΦωΦ=)キラーン☆
これはもしかしたら自家製麺のお店かもしれんのぅ~
と思っていたらおもむろに店員さんが製麺をし始めた。
こりゃまた期待できますのぅ~
昼はラーメン屋、夜は居酒屋って感じの業務形態のようだ。
だけど夜でもラーメンは食べられるようなので安心した。
丁度4人いるしラーメンメニューは基本的に4っつのようなので4人で4メニュー制覇を試みることにした。
誠らぁーめん白600円
ちょっと茶色く入ってるのは焦がしネギだそうでこれがアクセントになっている。
ベースはトンコツだけどそれだけじゃないと思われる。
注目の自家製麺。
この白に関しては少し細めのストレート麺。
う~~んこれはまあこれでいいけど正直自家製麺としてのメリットがあまり感じられない。
汁なしタンタン麺600円。
海苔がどっさりのっかってるのが目新しい。
そしてデフォルトで温泉タマゴが入ってるのも珍しい。
こちらはノーマルのタンタン麺だがこれでもかなり辛いわ。
麺はさっきのと違って少し太めのストレート。
これなら自家製麺ならではののコシを感じることが出来た。
そして汁なしタンタン麺(辛)600円。
さっきの通常タンタン麺とビジュアルはほぼ同じ。
同じように温泉タマゴがトッピングされているがコイツはめちゃめちゃ辛い。
自分はしゃっくりがでてしまった(笑)
やや山椒が弱くもう少し花山椒のグレードを上げないと汁なし担担麺としては本格派とは言えないような気もしないでもない。
最後は誠らぁーめん黒600円。
ココの本命はズバリコイツだろう。
白と同じベーススープながらタレと香味油が違うのかハッキリとはわからないがグンと上質に仕上がっている。
甘い感じの醤油が足されたのが功を奏しているのだろうか、こういうのをコクとキレがあるラーメンというのだろう。
あと最初の白もそうだったがこの店のチャーシューはちょっとあり得ないくらい肉汁に凝縮感がある。
比較的脂身が多い豚肉ながら出す直前に炙られてトロトロ。
ハッキリ言ってコイツのせいで箸が止まるくらいだった。
食べ終わった丼には濃厚スープの証であるカゼイン膜がびっちり!!
今の段階だと力強いスープに麺がやや押され気味なのは間違いない。
自家製麺の威力がもっと発揮できるようになると更なる高みに達するコトができるんじゃないかな?
だけどまだ開店して間がない新店でこのレベルならまだまだこれからに期待できる。
麺の善し悪しをダイレクトに理解できるつけ麺もあるみたいだからこれからも注意してみないといかん竹原の注目店だ。