
やってきたのは松山市の水田商店。
開店時間までにまだ少しあるので自分と息子だけのようだ。


店の前の道路を挟んで反対側の駐車場に6台分確保してあるのでバイク2台をそこに入れた。


それでも店内では慌ただしく準備がされているようで人影がせわしなく動いているのがわかる。
開店時間が近づいてくると駐車場は満杯、店の前には平日のお昼前なのに行列ができはじめたのでこれがかなりの人気店のようだ。


時間になるとあっという間に満席、自分と息子は2人掛けのテーブル席に通された。
基本的に「こがしニンニク、黒マー油の黒」と「鶏油(チー油)の白」と同料金のこってり、あっさりらーめんがメインのようだ。


そしてここの最大の特徴はハナッから替え玉一つがついていることで、替え玉の時はテーブル調味料で味を変化させろと指導されている。


豆板醤にニンニクペースト。
よくある市販のニンニクペーストではなく毎日すりおろす生ニンニクと書いてあるので期待してしまうがね。

さてやってきたのは鶏油のらーめん白600円。

麺は一般的なものから言えばやや細めのストレートながらさすがの自家製麺だけあってコシがしっかりとあるタイプだ。


もやしもはいっているのでどことなく広島ラーメンのようだが基本はトンコツながら確かに鶏のアシストも効いているいわゆるダブルスープなのかあっさりというよりはもっと力強くパンチがある。

チャーシューは脂がしっかり感じられる濃厚なタイプでヨコの席のお客さんのチャーシュー麺などは丼の肩にズラッと並べられていてガッツリ行きたい人ならアリだろう。


さてここで替え玉を注文したらすぐにやってきた。
それに限らずとにかくこの水田商店のホスピタリティは素晴らしく良く、もしかしたら家族経営なのかもしれないがそれにしても接客がこんなに良いラーメン屋もなかなかない。


まずはにんにくを投下!!これがこのスープの旨味を加速させる事を確認したので今度は豆板醤と同時投下!
このツープラトン攻撃は威力満点。


更なる刺激を求めて豆板醤を連続投下したが、にんにくや辛味を加えても旨味がぶれないのはさすがだと感心した。


チャーシューはけっこう大きいのでちょいちょい食べながらでも最後の方まで残っているのは嬉しい。
ちなみにこれが水田商店のらーめん黒600円。
息子はこれに替え玉をしっかりしたのだがこれだけでは満腹にならなかったようだ。


そこで残った自分のらーめん白のスープが気に入ったようでこっちにご飯(中)100円を放り込んでラーメンライスに。
自分もらーめん黒のスープだけ飲んでみたがやっぱり白の方がバランス的に好みだった。
それにしてもこの内容でこのサービス、そしてコストパフォマンスを考えたら平日行列も大いに理解できた水田商店だった。