らをた広島

食べ歩きブログ

ひろしま菓子博2013 雑感

かし1
旧広島市民球場跡地で開催されているひろしま菓子博2013に行ってきた。
日曜日の午前10時に入ったのだがもう入場前からスゴイ人!!
ちょっと驚いた。
だけど入場そのものはスムーズでほとんど待つことなくはいれたので良かったのかもしれない。
入場してからはパビリオンっていうのかな、あちこちでもう15分だとか30分だとかの待ち時間が表示されていた。
最初に入ったのは全国のお菓子バザール。
ここは日本各地のお菓子を売っているのだが残念ながら試食が全然ないのでどれを買おうにも味がわからんのだから冒険するしかない。
しかも北海道なら「白い恋人」みたいな定番なのがわざと外されているようだった。
それともっと残念だったのは中国地方のお菓子が全然人気がなかったこと。
まあ全国に対して身近な中四国のお菓子は確かにいつでも食べられるような感じもするが逆に言えばこういう近隣に美味しいのがあるのがわかればまた食べるコトもできるだろうに個人的には発想が逆のような気がした。
次に入ったのがテレビでも紹介していたお菓子のテーマ館。
これはグリーンアリーナをまるまる利用している大がかりなパビリオンでなかに入ると壮大な工芸菓子がずらずらっと並んでいる。
花や景色、動物や果てはバイクまでいろんなものが菓子で作られているのはよくわかるのだがヘンなハナシ、食べてみないと本当にそれが菓子なのかどうかなんてわからない。
だから工芸品としてはイマイチのエセゲージュツ作品の羅列のようにみえないくもない。
ここを出て他のパビリオンやカフェになってるところは軒並み1時間以上の待ち時間なのでここまでの印象でうんざりして出ることにした。
このひろしま菓子博に広島のマスコミや企業は多かれ少なかれ協力しているからヘンなことは言えないのかもしれないがテレビやラジオや新聞で盛んに紹介しているこのイベントの方向性は来客者とけっこうズレているんじゃないかって感じる。

こんなアニメをみればわかるが自分などは2000円もの入場料をとるイベントなのだから場内は試食のオンパレードで腹が一杯になって昼飯が食えないんじゃないかと懸念していた。
おまけにそれでもできたら太りたくないものだから朝食抜きでやってきている。
だけど会場に入れば試食なんてススメの涙ほどしかなくどっちかというと菓子を買わせよう買わせようとしている雰囲気がありありだ。
菓子博なのに中にはドサクサで弁当屋さんやマツダ関係のブースまであってコンセプトが大人の事情でかなり妥協しているのがわかる。
かし2
結局楽しみにしていた試食もほとんどなく、ヒトヒトヒトに埋め尽くされた会場で延々並んで菓子の蘊蓄を見聞きして結局は自腹で買わされるってハメになったって印象がある。
兎にも角にもこんな思いをする元凶はなんといっても当日券2000円にもなる高額な入場料のせいだと言い切れる。
(夕方5時から入場すると半額の千円らしいが・・・)
この法外に高い入場料を払うとなればやっぱり試食がたんまりとあると思うのが人情だと思う。
だから自分もちょっと勘違いしてしまったのだとしても結局ここからでるときに感じた「高い入場料払ってデカい観光地の土産物屋もどきにに通された」的な感情が一番一般的なんじゃなかろうか?
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後からよくよく考えてみればこのイベントのために結託した地元メディアにうまく騙されて銭をオトさせられたって思いが残らなかったと言えばウソになる。
たった一ヶ月で終わってしまうひろしま菓子博のようだがおそらくこれじゃリピーターはほとんどいないはずだからゴールデンウィーク明けの平日当たりはこうしたネットの感想で化けの皮が思い切り剥がされてもはや悲惨なことになってなければいいがの~と老婆心ながら心配しながらランチの店をスマホで検索した(笑)
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