らをた広島

食べ歩きブログ

喫茶ライブ(山口県下関市菊川町)濃旨とんこつつけ麺

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下関市菊川ふれあい会館(アブニール)
どうしてこんなど田舎にこんな立派な施設があるのかどことなく政治とカネの香りがするそんな雰囲気の菊川町。
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温泉もたくさんある菊川町ではあるがそのアブニールにやってきたのは実はつけ麺を食べるためなのだった。
施設も立派だが駐車場も立派ですわ。
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アブニール内の喫茶店ライブ
まあこんな公共のホール付属の喫茶店と言えば通常は適当にコーヒーが飲めてホットケーキやサンドウィッチなんかの軽食が食べられるものがほとんどだ。
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だけどココの前には「濃厚とんこつらーめん」の看板があって「らーめん」の幟まで掲げられている。
よく考えたらこの時点で普通ではないわな。
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メニューもコーヒーや軽食もありはするがどどーんとラーメン系のものがスペースを驚くほど大きく陣取っている。
実はここのつけ麺が本格的だと有名なのよね。
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店内jはガラス張りで日当たりがよくいかにも小奇麗な喫茶店風。
カウンターがあって大きめで横長のテーブルと小さいテーブルで全部で20人くらいははいれそうだ。
厨房もラーメン屋のようなそれではなく喫茶店とわかる造りになっておりココがラーメン屋として入居しているのではなくあくまでも喫茶店でありその範囲内でラーメン屋をやっているのがよくわかる。
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今回は濃旨とんこつつけ麺を太麺750円でお願いしてみた。
これにこの店の特徴であるピリ辛唐辛子を追加すると更に50円増しになるようだが今回は遠慮しておいた。
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こんな公共ホールの付属喫茶店では絶対にあり得ない専門店然としたぶっといつけ麺!!
濃厚バージョンは通常のよりも背脂が多く浮いているようでこれは期待できる。
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ぬぅぅぅぅ~これはこれはなんという甘みよ!
物凄い濃厚さなんだけどとんこつの臭みは一切なくあるのは動物由来特有の旨味だけ。
濃厚にしたことでコッテリ感は一気に上昇し脂っぽさよりもその甘味をひときわ強調するのに成功しているようだ。
それとワザと辛味を前面に押し出したネギがコッテリの中にあって非常によいアクセントとという大事な仕事をうまくこなしておりコイツのお陰で全然食べ飽きることがなかった。
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他のメンバーが食べていた旨とんこつWスープラーメンとチャーシューライス。
ここのチャーシューは脂身がぎゅぎゅっと詰まったこれまた濃厚タイプなのでチャーシューご飯は最高だろう。
自分には濃厚スープ×こってりチャーシューは相乗効果でよりパンチがあって良く感じたが人によっては(特に脂物が辛くなってきた年寄りには)ここまでくると諄くてしんどいと感じるかもしれない。
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なんだかんだで夢中になり麺を瞬時に食べ尽くしてしまったので塩分過多とわかってはいるのだが誘惑に負けてスープ割りをお願いしてしまった。
するとコイツも期待に違わぬデキで残しておいたネギやチャーシューと相まってもはや気が付けば恍惚の世界に旅立ってしまいそうになるほど(笑)
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キレイに平らげてしまったがね。
いやいやここのつけ麺は相当もんだと再確認した。
ラーメンもちょっと食べたのだがとんこつの「甘み」が薄らいでしまっているのでこの店のスープの良さをじゅうぶんに発揮できないでいるように感じる。
つけ麺にすることでそのポテンシャルをフルに味わい尽くせるようになるようだ。
ラーメンが得意な店、つけ麺優位の店って実際にあるのは不思議なことではあるよのぅ~