麺組。
びっくりしたのがその立地でハナトピア岩沼という公共の公園のような施設のテナントに入っている。
だから何台停められるのかわからないくらい広大な駐車場があって敷地もかなり広い。
開店前だというのにもう行列ができていてその人気の高さが伺える。
開店時間になり入店開始。
外から見る通り店内も広く客待ちスペースもかなり余裕がある。
自分の前で第1陣が切れたのでしばらくはここで待つことになった。
その間に自動券売機で食券を購入したのだが醤油・塩・味噌とあってけっこうバリエーションも豊富だ。
この待ちスペースの奥に製麺機が見えたのでこのお店は自家製麺のようだ。
それほど待たされないで店内に案内されると厨房が見えるカウンターに通された。
その厨房では若い男性3人が忙しそうにラーメンを作っているのがよく見えてなかなか楽しい。
そんなこんなしていたらキタヨ!!麺組の醤油ラーメン750円。
なんとも美しい盛り付けに思わず目が奪われてしまった。
非常に丁寧に盛り付けてあるのがよくわかるが娘はこの綺麗さに感激していた。
西日本のような低加水麺ではなくやはりここらへんは多加水麺なのか伸びているような感じはないがコシはそれほど感じられない。
娘が追加したチャーシュー300円はどでかいのが4枚も入っていたので1枚を自分に恵んでくれた(笑)
遠慮なくいただいて食べてみるとびっくりするほど柔らかくて香ばしくこれほどのチャーシューはなかなか出会えるもんじゃない。
魚介の香りが漂うスープは無化調なのか低化調なのかわからんが最初はややフォーカス甘く感じられていたのが後半にかけては怒涛の旨味が押し寄せてくる。
非常に高級そうなメンマは極太なのに柔らくしかもコリコリでやはりこういうお店は良いメンマを使っている。
こうなると麺の主張は意図的に抑制してあるんじゃないかと思うほどで一見シンプルに見えて細部まで妥協なく作らえていることがわかってくる。
それとこの手の上質なラーメンの特徴だが麺だけ先になくなってしまうことなく全体が同じペースで減っていく様を久しぶりにみたような気がした。
もうこうなるとスープの完食を何人たりとも止めることはデキず余裕で全部飲み干しちゃった。
東日本は醤油辛いスープが多いと勝手に思っていたが全然違って奥深いアッサリラーメンの真髄をみたような気がしてしまった麺組の醤油ラーメンだった。
これはガチでオススメ。