大きな駐車場があるのでクルマで来た。
ココは自家製麺に切りかえられてからもうけっこう経つ。
1日8食限定の至極・秋刀魚狙いでやってきた。
仰々しい商品名だが要は魚介油そばだ。
ちょっと待ってからキタヨ!!廣島 牛骨らーめん 健美堂の至極・秋刀魚(温小)580円。
もうこの時点で秋刀魚というか魚介の香りが半端なく立ち上ってきてこの油そばがタダモノでは無いことを認識させてくれる。
全粒粉麺の下にほんの少しだけタレがあるのが見えるがそれでもその量はかなり少ない。
思い切って混ぜ混ぜしてタレと麺をよ〜〜く絡めてから食べてみる。
まるで秋刀魚にアタマをひっぱたかれた如くの凄まじいまでの濃度のサンマに一気に飲み込まれてこれが「至極・秋刀魚」とネーミングされた意図がたちどころに理解できてしまった。
トッピングはシンプルに白ネギだけだがこれがかなり辛いのを選んであるようで秋刀魚のエグミを上手に調和させている。
しかしココまでのサンマサンマしている食べ物は今まで食べたことがない。
大将にどうやってここまでのサンマ感を出しているのか聞いてみたら節だけではなく本物のサンマを使っているそうでなるほどと納得した次第である。
この廣島 牛骨らーめん 健美堂の至極・秋刀魚は極端なまでにサンマの旨味を追求しているので万人受けとはさすがにいかず魚が苦手なヒトにはちょっとムリだろう。
客を選ぶ一杯ではあるがこういうのが好きなヒトにとっては逆にたまらん油そばじゃなかろうか。
ある意味サンマの味を極限まで追求した個性的なチャレンジだけど個人的には評価してもいいんじゃなかろうかと思った廣島 牛骨らーめん 健美堂の至極・秋刀魚だった。
サンマにシバキ回されると言った忘れられない体験をしたいヒトは是非(笑)