ドラマシリーズ「過保護のカホコ」などの高畑充希と『斉木楠雄のΨ難』などの山崎賢人を主演に迎え、WEB漫画を実写映画化したラブコメディー。
ヲタクなカップルの恋路に立ちふさがる試練を、ミュージカルシーンなどを交えて描く。
メガホンを取るのは『銀魂』シリーズやドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズなどの福田雄一監督。
26歳の会社員・桃瀬成海(高畑充希)は、転職先で幼なじみの二藤宏嵩(山崎賢人)と再会する。
イケメンで仕事もバリバリこなす宏嵩はかなりのゲームヲタクで、成海もボーイズラブを愛する隠れ腐女子だった。
成海は周りの人にヲタクと知られる“ヲタバレ”を恐れており、家族や友人にも内緒にしていた。
マンガが原作であの福田雄一監督作品と言うで銀魂や斉木楠雄のΨ難のようなのを期待して観た。
ミュージカル的な演出もコメディ映画ならそれ程違和感もなく見ていられる。
しかし主演の高畑充希は歌も踊りも上手いしこう言う癖のある役をソツなくこなしてて凄い。
度々ヱヴァンゲリヲンネタがぶっ込んであってニタニタしてしまった(エンドロールでその理由はわかるが)
佐藤二朗にムロツヨシ、賀来賢人といわゆる福田組と言えるメンツが総登場だ。
ヲタクマニアック過ぎて意味がわからん箇所もあるのだがそれでもじゅうぶんについて行ける。
斎藤工がとんでもない役で出てるがコメディでも吹っ切れてやってて笑えた。
ただミュージカルシーンが無駄に多過ぎるしそのほとんどがストーリーの関係がないのは残念だ。
結果として全体に間延びしたように感じられて後半にかけてダラダラした展開に感じられ観てるのが辛くなる。
トータルとしてはもっと笑いに振ってほしかったので個人的に欲求不満気味でイマイチな印象だったヲタクに恋は難しいだった。