らをた広島

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キングダム

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原泰久のベストセラーコミックを原作にした歴史ドラマ。

中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を夢見る少年と、中華統一をもくろむ若い王の運命を映す。

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メガホンを取るのは『GANTZ』『図書館戦争』シリーズなどの佐藤信介。

斉木楠雄のΨ難』などの山崎賢人、『あのコの、トリコ。』などの吉沢亮、『50回目のファーストキス』などの長澤まさみ、『銀魂』シリーズなどの橋本環奈をはじめ、本郷奏多満島真之介石橋蓮司大沢たかおらが共演を果たした。

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紀元前245年、中華西方の国・秦。戦災で親を失くした少年・信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)は、大将軍になる夢を抱きながら剣術の特訓に明け暮れていた。

やがて漂は王宮へと召し上げられるが、王の弟・成キョウ(本郷奏多)が仕掛けたクーデターによる戦いで致命傷を負う。

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息を引き取る寸前の漂から渡された地図を頼りにある小屋へと向かった信は、そこで王座を追われた漂とうり二つの王・エイ政(吉沢亮)と対面。

漂が彼の身代わりとなって殺されたのを知った信は、その後エイ政と共に王座を奪還するために戦うことになる。 

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 長編漫画原作の実写映画。

原作のマンガは大人気で56巻にもなる超大作だ。

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この手の中国歴史モノと云えばレッドクリフくらいしか知らないからどうしても比較してしまうのは仕方ない。

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中国が舞台で役者も中国人のカッコしているのに全編セリフが日本語なのはマンガ原作だからか。

ストーリーはわかりやすく豪華キャストに迫力ある戦闘シーンなど見どころ満載なのだがハリウッド映画と比べるとどうしてもスケールが小さく見えてしまう。

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コレが日本の時代劇ならばそれなりに説得力もあったと思うがどうにも世界観と比べてアクションシーンがNHK大河ドラマに毛が生えたくらいの小ぢんまり感は何故なんだろう?

長澤まさみは綺麗でカッコ良いし橋本環奈は相変わらず可愛いが悪役のパンチの弱さも気になるところでどうにも物語が単純な戦いのワンパターンな繰り返しになってるからだろう。

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半分過ぎるとストーリーは丸わかりで後半はスッカリ惰性鑑賞になってしまった。

マンガのヒット作を実写化するのはかなり難儀なのはよくわかっているのだが原作を知らなくても同様なのだとよーくわかってしまったキングダムだった。

続編が出来そうなラストだが大丈夫なんかと他人事ながら心配になってしまった。