らをた広島

食べ歩きブログ

音戸零式味噌らーめん せと(呉市)ホルモン味噌らーめん

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音戸零式味噌らーめん せと

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かつてここに早瀬大橋が建設された頃、ここと橋の反対側に今では死語である「ドライブイン」が2軒できたそのうちの一軒がここ。

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それからいつの間にか両店とも閉店し長い間そのままになっていたのを再利用してラーメン屋となってリニューアルオープンしたのは知っていた。

店内は昔のドライブインそのままでもしかしたら自分は子供の頃親父にここに連れてきてもらっていたのかもしれない。

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窓際のカウンター席に座ると早瀬大橋が眺めて絶景とまでは言わないがなかなか気持ちの良い席でラーメン屋としてはこういうのはあまり体験できない。

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初めてなので何にしようか迷ったが表にあった季節のおすすめらーめん 辛旨ホルモン味噌らーめん800円にした。

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「柔らかくコトコト煮込んだホルモンと当店自慢の最強コラボ、アツアツボリュームたっぷり、体の芯から暖まる一品、平ち極太麺」と説明してある。

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自家製の平打ち極太麺は揉んであるのかビロビロの心地よい食感で広島ではなかなかお目にかかれない珍しいタイプ。

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ホルモンは確かに非常に柔らかく煮込まれていて味わいも素朴で良いホルモンなのはよくわかるが個人的にはもう少しホルモンらしい脂っぽい部位があって欲しかった。

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味噌らーめんらしく野菜も炒めてあるのかかなりしっかり入っていて迫力もかなりあって面白い組み合わせに感心してしまった。

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スープもそれ単体で飲むと辛味がプラスされた味噌がしっかり効いていて複雑さも感じるのだが麺と一緒になるとどういうわけか味噌がどこかに消えてしまうくらいに弱く感じる。

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同時に麺も多加水のビロビロがこの味噌スープに絡むとその持っているポテンシャルを発揮できていないなんていうかジレンマみたいなもんを感じる。

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麺やトッピングがなくなりスープだけになるがこれを飲むとこんなに味噌の存在感あったっけ?とおもうくらいになるがどうにも麺が入るとこちらも実力が出し切れないようだ。

要は麺とスープもマッチングがなんていうかイマイチなのか全体のバランスがしっくり来ないイメージだ。

せっかく蘇った瀬戸大橋の懐かしい元ドライブインだし若い大将が一人で頑張っておられるようなのでこれからどうなるのかまたきてみたいと思った音戸零式味噌らーめん せとのホルモン味噌らーめんだった。