アニメや舞台、小説、ドラマなどさまざまなメディアミックス展開を見せる渡辺航の青春スポーツ漫画を実写映画化。
友達がいないオタク高校生が自転車競技部に入部し、出会った仲間たちと共にレースに挑む。
King & Prince の永瀬廉が主演を務め、ライバルと自転車部のマネージャーを『今日から俺は!!』シリーズで共演した伊藤健太郎と橋本環奈が演じる。
アニメが好きで友人のいない高校生の小野田坂道(永瀬廉)は運動が苦手だったが、ひょんなことから自転車競技部に入る。
千葉から秋葉原まで行くためにママチャリを使っていた彼は、自転車選手として思わぬ才能を発揮する。
良きライバル今泉俊輔(伊藤健太郎)、マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)ら初めてできた仲間のため、坂道は自分を鍛え、自転車競技の楽しさを見いだす。
娘に勧められてみた実写版弱虫ペダル。
アニメはちょっと見ていたがなかなか面白く観させてもらった。
明らかに30代のオッサンが高校生演じるシュールさはまあ良いとして漫画原作の荒唐無稽さを受け入れればかなり楽しめる。
主演はジャニタレのようだがけっこう頑張っててこのジャニタレと今は干されてしまった伊藤健太郎の二人が中心の物語。
漫画は読んでいないがアニメは観たので大体の内容は知っているのだが比較的上手く実写化していると思った。
モータースポーツのレースと自転車のレースはその概念がちょっと違っていて日本では馴染みがないが欧州ではメジャースポーツらしい。
千葉県の美しい海岸線の道路も見どころの一つでコレだけ自転車実際に走らせての撮影は大変だろう。
ストーリーはわかっていても元々漫画によくあるありえない系じゃないから実写化してもしっかり説得力がある。
申し訳無いが全然期待していなかったにも関わらず最後の方はマジで見入ってしまっていた。
結局最後まで観たが思ったより力作だった弱虫ペダルだった。