ウェブ漫画誌「少年ジャンプ+」で連載され、2016年にはアニメ化もされたイーピャオ(原案)と小山ゆうじろう(漫画)のギャグ漫画を実写映画化。
家業がとんかつ屋の主人公がクラブカルチャーに魅了され、一人前のとんかつ屋とDJを目指す。
お調子者の主人公に『君の膵臓をたべたい』などの北村匠海がふんし、『ギャングース』などの山本舞香、『惡の華』などの伊藤健太郎のほか、片岡礼子、ブラザートム、伊勢谷友介らが共演。
『チワワちゃん』などの二宮健がメガホンを取った。
渋谷の老舗とんかつ屋「しぶかつ」三代目の跡取り息子・勝又揚太郎(北村匠海)は、父のもとで修業中だがキャベツの千切りしか任せてもらえない。
ある日、弁当の配達に訪れたクラブで、音楽に合わせて盛り上がるフロアに圧倒される。
豚肉にもDJ機材にも触ったことのない揚太郎は、とんかつもフロアもアゲられる男「とんかつDJアゲ太郎」を目指して奮闘する。
伊勢谷友介や伊藤健太郎などある意味役者の不祥事で度々公開危機に陥り逆に有名になった映画。
マンガが原作なのでぶっ飛んだ設定なんだろと思っていたが期待に違わぬトントン拍子の展開にすぐにこの世界に入れた。
だが途中ミュージカルみたいなシーンの多用で退屈になり気がついたら寝てしまったが気を取り直して根性で最後までみた。
ギャグマンガがベースとは言え何が伝えたいのかずっとわからず笑うどころかちょっとイライラする。
ただ劇中で伊藤健太郎はそれほどでもないが伊勢谷友介は非常に味のある演技で存在感があるのは確かだしそれがDJの魅力みたいなものを引き出してる。
それに引き換えおそらくもう一つのテーマたるトンカツが旨そうに見えないのは残念で結局トンカツ食いたいとは思わなかった。
結局ギャグで笑えるわけでもなく内容が深くて感激するわけでもなく映像が凄くて見入る事もなく惰性でみたというのが正直な感想だったとんかつDJアゲ太郎だった。