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映画 おそ松さん

松野家の六つ子、おそ松(向井康二)、カラ松(岩本照)、チョロ松(目黒蓮)、一松(深澤辰哉)、十四松(佐久間大介)、トド松(ラウール)は20歳を過ぎても自立できず、女性経験もないニートだったが、皆で仲良く暮らしていた。

ある日長男のおそ松は、ふとしたきっかけで大企業のCEOから養子にしたいと持ち掛けられる。

一方、抜け駆けが面白くない5人の弟たちは自分が養子に選ばれるため、他を出し抜こうと火花を散らす。

そんな彼らの前に謎めいた3人の男が現れ、事態は思わぬ方向へと動き始める。

赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」を原作にしたアニメ『おそ松さん』シリーズを、アイドルグループ「Snow Man」主演で実写映画化。

松野家の六つ子の長男・おそ松が養子を申し込まれたのをきっかけに、それを認めない弟たちが自分が養子に選ばれようと争いを繰り広げる。

監督は『賭ケグルイ』シリーズなどの英勉

松野家の6兄弟を向井康二、岩本照、目黒蓮、深澤辰哉、佐久間大介、ラウール、映画オリジナルキャラクターの3人を渡辺翔太、阿部亮平宮舘涼太が演じる。

おそ松くんと言えば自分らが子供の頃マンガとアニメがあったような気もするが、基本的に世代ではない。

そんな大昔のキャラクターを実写リメイクってどういう脈絡なんだろう。

個人的には今をときめく目黒蓮君が出ているという安易な理由で観たがまあジャニタレSnow Manの為の映画と割り切った方が良さそうだ。

そういえば「イヤミ」って出っ歯キャラはこのおそ松くんだったっけ。

ひょうきん族でさんまが演じていたからかなり多くのヒトがさんまのキャラだと勘違いしてるんじゃなかろうか。

映画と言うよりバラエティ番組のコントみたいな展開でまあ彼らのファンである若い女性ターゲットと言う事はよくわかる。

キャストでは女優の桜田ひよりが思い切って丸坊主メイクでオッサンを演じておりココらへんは頑張ってるなと感心する。

それでも前半はマンガの実写版だと割り切っていたのでくだらないながらもまだ観れたが中盤からが妙な寸劇仕立てられてから陳腐になってつまらなくなってしまった。

ところどころに小ネタのギャクをねじ込んではいるが一昔前のドタバタコメディのノリで全然笑えないで困った。

まあ一言で言えばこれまでで一番のクソ映画で始まってから30分後からの残り1時間半はまさに地獄でデキの悪い笑えないコントを延々と見せられているようだった。

要はSnow Manファンの為のプロモーションビデオみたいな内容でそれ以外には作品の意味がわかりにくかろう。

どうせドタバタ喜劇をやるのならドラマ「浦安鉄筋家族」みたいに役者が振り切ってやってくれたらまだついていけるがこんな中途半端なのはつまらなくなると教えてくれた映画 おそ松さんだった。