らをた広島

食べ歩きブログ

惡の華 実写版

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押見修造のコミックを原作にした青春ドラマ。

男子中学生の鬱屈(うっくつ)と衝動が描かれる。

メガホンを取るのは『ゴーストスクワッド』などの井口昇

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ドラマ「今日から俺は!!」などの伊藤健太郎、『わたしに××しなさい!』シリーズなどの玉城ティナ、『青夏 きみに恋した30日』などの秋田汐梨、『きょうのキラ君』などの飯豊まりえらが出演する。

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中学2年生の春日高男(伊藤健太郎)は、周りを山々が囲む町で、息苦しさを感じながら過ごしていた。

ある日の放課後、彼は教室でクラスのマドンナである佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つけ、とっさに体操着を盗んでしまう。

それを目撃した問題児の仲村佐和(玉城ティナ)は、黙っていることを条件に自分に従うよう春日に迫る。

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アニメ版の直後に実写版を続けて観た。

どうしてもアニメとの比較になってしまうが主演の伊藤健太郎玉城ティナは高校生ならギリセーフかも知れんが中学生にはいくら何でもムリがあり過ぎる。

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それと肝心なヒロインの佐伯さんがクラス1の際立った美少女じゃないと物語が成立しづらいんじゃないかと思うがそこらへんが弱い気もする。

と言うか玉城ティナの中村さんのアニメとの違いが大きくここが違和感に繋がってくる。

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アニメでは登場人物の背景や人間関係が積み上げられた展開だったのでその世界観が紛いなりに理解できたが尺の関係が映画だと端折りすぎていて展開が意味不明になってしまっている箇所が多々あるのは残念だ。

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ただその分アニメには描かれていなかったその後の高校生編があつてこれで色々解せる部分はあった。

ただ主人公のドMぶりは加速しておりこの手の変態モノなんならアニメでもこれを強調してくていたらもっとわかりやすかったように思える。

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飯豊まりえが出てくる後半は映画としてはよくまとまってるとは思うがアニメ、映画通じて自分には難解であまり共感できないようなテーマだったように思えた。