スマートフォンの履歴をめぐり大騒動が巻き起こるイタリアのブラックコメディー『おとなの事情』を日本版にアレンジ。
久々に集まった男女7人が互いのスマートフォンを見せ合うゲームを始めたことから、それぞれの秘密やうそが暴かれる。
『小川の辺』などの東山紀之が主演を務め、『だれかの木琴』などの常盤貴子、『脇役物語』などの益岡徹のほか、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史、鈴木保奈美らが出演。
『世界から猫が消えたなら』などの岡田惠和が脚本、『ヒーローインタビュー』などの光野道夫が監督を務めた。
1年ぶりに再会した3組の夫婦と独身の小山三平(東山紀之)がパーティーを楽しむ中、ある人物の提案をきっかけに、スマートフォンに届く電話やメールを公開し合うゲームが始まる。
隠し事は何もないと言いつつも、実は全員が誰にも知られたくない秘密を抱えており、通知が届くたびに彼らの緊張感は増していく。
やがて、あるメールによって楽しいはずのパーティーは大混乱に陥ってしまう。
東山紀之が冴えない独身を演じてるらしいので観てみた。
ブラック・コメディらしいが最初はなんの事がわからなかったが途中から雲行きが怪しくなってくる。
集まった友人にスマホの着信を全員に公開するプライバシー暴露大会をやるお話。
最初は和気あいあいと歓談しているのだが途中から展開は一変する。
こう言うのに巻き込まれたら後ろめたい事がないヒトは良いが色々ある人はたまらんだろう。
既婚者でヤバいヒトは独身の東山紀之に責任なすりつけて面白い展開になる。
予想通りどんどん修羅場になっていきシャレにならない状況になる。
まあヒトには誰でも秘密はあるが後半になると段々物語が陳腐に思えてしまい、これならテレビのスペシャルドラマ級をわざわざ映画にする必要あるのか?と感じたのは確かだ。
イタリア発祥で世界中でリメイクされている作品のようだが日本人の価値観からしたら個人的にはあまり笑えなかった。
こういう展開ならオリジナルを日本風にアレンジしてもう一捻りあってもいいんじゃかいかと思ったおとなの事情 スマホをのぞいたらだった。