らをた広島

食べ歩きブログ

トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」シーズン3

大きな陰謀に巻き込まれて突然逃亡者となってしまったジャック・ライアン。

彼が暴いてきた国際的な反社会的組織とCIAの両方に追われる身となる。

ジャックは地下に潜伏することを余儀なくされながらも、ヨーロッパを横断しながら大規模な世界的紛争を事前に防ごうと奮闘するが…。

シーズン3はAmazon Studios、Paramount Television Studios、そしてSkydance Televisionの共同製作で、製作総指揮には主演のジョン・クラシンスキーと、彼とともに『クワイエット・プレイス』でプロデューサーを務めたアンドリュー・フォーム、アリソン・シーガー、ブラッド・フラーそしてマイケル・ベイ、さらに「プリズン・ブレイク」のヴォーン・ウィルモット、原作者でもあるトム・クランシー、『トップガン マーヴェリック』のデヴィッド・エリソン、『トゥモロー・ウォー』のダナ・ゴールドバーグ、「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~」のビル・ボスト、『イコライザー』のメイス・ニューフェルド、「LOST」のカールトン・キューズというそうそうたる顔ぶれが名を連ねている。

まさに最強プロデューサー軍団が贈る、エミー賞3度ノミネートの大人気シリーズ最新作に期待が高まる。

amazonプライムのジャック・ライアンシリーズの第三弾。

変な話だが年末に入院時にiPhoneでこればっかりかじり付いて観ていた(笑)

今回はまあ時代の流れだと思うがとにかくロシアが徹底的なワルモノに設定されている。

ただ今のウクライナ侵略があるのでこの物語もグッとリアリティを増している。

今回も銃撃戦などのアクションは迫力じゅうぶんで何時もながらついつい物語に引き込まれる。

こらまでのシリーズも非常に良かったが今回も欧州を股にかけて移動しながらのCIA工作員の活躍が描かれる。

ロシアとNATOの間で揺れる国家の苦悩をちゃんと捉えておりこれもかなりリアリティがある。

今回もいらん色恋沙汰やつまらないサブストーリーとかはなくストレートに事件を表現しているのには好感がモテる。

ノリはあの名作、TWENTY FOURそのものであのシリーズにハマったヒトならこのジャック・ライアンシリーズはツボに来るだろう。

ジャック・ライアンはテロを止めようとしているのにCIAの上層部に邪魔者がいて段々と映画ランボーのような展開になってくる。

ややこじんまりとした展開だったシーズン2より今回のシーズンの方がスケールもウラもよく練りこまれていて非常に見応えがある。

最終的にはロシア国内の権力闘争の様相を呈してきて今回のシーズンはどこまで描くのか楽しみで仕方ない。

この作品に限らず時代が時代なのでロシアを悪玉にする事をベースにした作品が数多く作られるだろう。

それは仕方ない事だが、似たりよったりのスパイものが乱発される事だけは勘弁して欲しい。

最後は戦争を起こそうとする一派のロシア国内のクーデターまで描いていてコレは相当に思い切った世界観だと思う。

ラストまで手に汗握る展開で皮脂によく出来ていて満足度も高かったトム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」シーズン3だった。

このテンションでまだまだ続きを作って欲しい。