ちょっと前にここを通りかかってお昼時に行列ができているのを発見してからどうしても行ってみたかったお店。


駐車場はあるようだが土地勘がないので最初から諦めて近隣のコインパーキングに入れて歩いてやってきた。
開店直後の時間帯なのでまだ誰もおらず一番客になってしまった。
ご夫婦なのか厨房に男性、ホールに女性の二人体制だ。



お得感が強い日替わりランチが大人気のようだが個人的に食べたかった麻婆丼をお願いしてみた。
厨房が見えるカウンターに座ったが日替わりランチの皿がもういくつも用意されていてやっぱりこれが一番人気になるのは確認できた(笑)
あまり待たされないでキタヨ!!金太郎の麻婆丼600円。
ザ・町中華というルックスにちょっと嬉しくなってしまった。
ご飯はそれほど多くはないのだが餡もご飯も熱々でフーフーしながらじゃないと食べられないくらいだ(笑)


個人的にこの手のトロミ系丼ものはすぐにトロミが消えてサラサラになってしまってガッカリさせられることが多いのだが、どういうわけかここのはトロミがずっとなくならない。


辛さはほんのり程度なのは悪くはないのだがこうなるとずっと味に変化がないのでだんだん食べ飽きてしまう。


そこで町中華のド定番であるコショウを少しだけかけてみた。
するとこれが大正解でピリッと辛さに芯が通ったようで一気に大人の味に変化してくれた。
そこで気を良くしてガンガンコショウを追加してピリ辛からしっかり辛い麻婆丼に変身させることにした。


こうなるともうレンゲはどうにも止まらない。
ガツガツと最後まで食い切ってしまったのだが麻婆丼がこのレベルなんだったら中華丼はどうなんだろうという興味が湧いてしまったのだが、気がつけば周囲は勤労男性で8割方埋まっていてそのほとんどが日替わりランチを食べている。
こんな雰囲気で連食なんでできそうになかったので退散したのだった。
これなら人気があるのもよくわかると納得してしまった金太郎の麻婆丼だった。