紫もぐら古酒(さつま無双)
いつもの酒屋に行くと萬膳庵があったので嬉しくて飛びつこうとしたのだがそんな時目に入ったのが紫もぐら。
種子島紫芋の焼き芋を原料にして造られる。3年熟成により、華やかな香りに古酒ならではの旨みが加わった人気のもぐらの紫芋焼種子島酎です。
さつま無双(株)(1800ml 25度)
【産 地】鹿児島
【原材料】さつまいも、米麹
種子島産紫芋の生産中止により『紫もぐら』は今回の入荷で終売になります。
裏ラベルより
黄金千貫、赤芋とくれば、次は、紫芋はどうだろうということになる。
しかしながら、「もぐら」の名を冠するとなると、芋の選定から、醸造、蒸留、熟成まで非常気をつかうことになる。またちょっとひねって、焼芋仕様で出したい誘惑にかられる。
しんどい作業であるが、うまい「紫もぐら」を生み出すことは、芋焼酎を愛する人々に対する蔵元の良心であると感じている。
結局悩むだけ悩んで萬膳庵ではなくこっちの紫もぐらを定価の2884円で手に入れた。
これで紫もぐらがハズレだったら泣いても泣ききれないがまあ仕方がない。
実際に冷蔵庫で冷やしてストレートで呑んでみた。
なるほどこれが焼き芋焼酎かとはっきりわかるほどの芋の甘さと香ばしさが見事に同居している。
ストレートでもアルコールの刺激は皆無で口当たりも上品だ。
3年以上寝かせたブレンド古酒でここらへんはブレンダーの腕の見せ所なんだろうがこれの内容で2884円はハッキリ言ってバーゲン価格だ。
かなりの少量生産なのでなかなか入手できないのが玉に瑕だがこのレベルの焼酎がどんどんでてきて欲しい。