山形屋西洋酒場(山口市)冷やし油そば 山口拉麺維新2017
山口市湯田温泉の山形屋西洋酒場。
山口拉麺維新2017の4軒目としてココにやってきた。
店の前の私道みたいな場所は以前は駐車場として区切りが引いてあったが現在はそれもなくなっててクルマを駐めて良いのか悪いのかようわからんようになってる。
回り階段を降りて地下にある扉には山口拉麺維新2017のポスターが貼ってある。
ここ山形屋西洋酒場は2年ほどランチのラーメンを止めていたので今回は3年ぶりの復帰ということだ。
運良く他の客がダレも居なくなったのでグルッと店内を撮影した。
夜の居酒屋がメインのお店なのでラーメン屋というより確かに西洋酒場という言葉がぴったり来る。
今日は山口拉麺維新限定の冷やし油そばなるものを食べようかと思っていたがメニューにはない。
その旨を大将に聞くと「今日は限定やっていないんすよ〜。」とのこと。
ショックを受けていたら「作りましょうか?」と言われたので喜んでお願いした。
もしかしたらこの誰もない状況が功を奏したのかもしれない(笑)
さてしばらく待ってキタヨ!山形屋西洋酒場の山口拉麺維新2017限定メニュー「冷やし油そば」煮玉子サービス600円。
麺は揉んであるのかかなりの縮れ具合で、それでもしっかり締めてコシがあってこりゃなかなか旨いがね。
全体の感じは油そばっていうより冷やし汁なしラーメンといったところで油はあまり感じない。
トッピングは細切りしたチャーシューにやっぱり大将の心遣いのサービス煮玉子(通常は100円)の存在感が半端ない。
これにお酢を入れると良いそうで追加でマヨネーズも入れることができる。
大将の推薦ということなので取り敢えずはお酢を少しだけいれてみた。
基本的にカツオの風味を強く感じるあたりかつての名作冷麺JAPANを連想させる内容により接近するようで、確かにお酢を適量いれるのは大正解のようだ。
大将がマヨネーズを持って来たのでお言葉に甘えてそこそこのマヨネーズをぶっ込んだ。
すると酸味と今までになかった香ばしさが加わってさらに複雑な味に変化する。
こうなると更なる刺激が欲しくなってお酢をもっと入れて酸味を強化してみた。
なるほどここまで来たら優しい味だった最初の印象とかなり変化してきて面白くなってきた。
丼のそこの見てみるとやっぱり脂分ではなくタレのようなものが見えるがさすがに酢も多く含まれているのだろう(笑)
煮玉子はほんのり味付けがされていて決してでしゃばることはないがコレがあると満腹度は一気に上昇する。
ハムみたいな食感の細切りチャーシューと博多ラーメンによくある細く切ったキクラゲも特に主張するわけじゃないがうまくアシストしている。
麺がなくなってくるとだんだん底のスープが露わになってくる。
やっぱりコレは油そばというよりもタレを少なめにした「冷製和風ラーメン」でここまでの完成度があるならあの冷麺JAPANの復活を大将にお願いしておいた。
すると「色んなヒトからそう言われます」と大将が話していたのでもしかしたら近い将来期待できるのかもしれんな(笑)