らをた広島

食べ歩きブログ

マルちゃん正麺(醤油・味噌・とんこつ・塩)

しょうゆ1
ダレにきいてもこのマルちゃん正麺の話しをすると
「おお!近所のスーパーに山積みにされていた」
という。

ほんじゃ実際買ってきて欲しいと頼むとしばらくして決まって
「手に入らない」
という返事がかえってくる。
しょうゆー1しょうゆー2
今現在はどうか知らないが実際にはここしばらくはこのマルちゃん正麺はなかなか入手しにくかったのは事実だ。
しょうゆー3しょうゆー4
このマルちゃん正麺の成功で袋麺はどれも似たようなパッケージングになっているし実際にこのマルちゃん正麺があっても全種類つまり「醤油・味噌・とんこつ・塩」を制覇するのはなかなか困難だったはず。
しょうゆー5しょうゆー6
実際自分もこの正麺の醤油は半年前に食べるコトができたがラストの塩を手に入れるまでかなりの時間がかかった。
スーパーに行くたびに即席袋麺のコーナーを巡回しているのにだ。
しょうゆー7しょうゆー8
まあそんな苦労話はどうでもいいのだがやっとこの2012年の超話題作、画期的な袋麺といっても良いマルちゃん正麺制覇の感想を書くことができて嬉しい(笑)

まずはやっぱりメインに据えられてる醤油味から。
しょうゆ2
結果的にこれが一番マルちゃん正麺の良さを引き出しているように思った。
詳しくは知らないが乾燥させて仕上げるこの麺はたしかに今までの油揚げ麺やフリーズドライ製法とは違うより生麺に近い歯ごたえとコシを実現している。
この値段を考えれば凄いコトだと思うがスープの仕上がりがやっぱり醤油がいちばんこなれているかな。
みそ1
味噌味。
これはちゃんと醤油よりもより太麺が使用されている。
みそー1みそー2
そのために茹で時間は一番長い4分が指定されている。
ちなみにマルちゃん正麺のスープは全部丼にいれておいて後から麺と一緒になるタイプ。
この方が風味が飛ばないのだろう。
みそー3みそー4
太麺だから茹で時間が長いのは仕方ないがこの「生麺うまいまま製法」独自の優位性が感じされないのは残念だ。
袋麺味噌味のベンチマークはさっぽろ一番味噌ラーメンだろう。
これを凌駕しているかっていわれるとどっこいどっこかな?
みそ2
醤油の時のこの麺のインパクトがかなりあったのでこの味噌太麺に一番期待してしまっていただけにちょっと失望感募ってしまったのだった。
一般的な水準はもちろんクリアしているのだがそれだけ醤油のレベルが高かったとも言える。
とん1
トンコツ味。
当然ながらこちらは細麺の仕様になるようだ。
とんー1
茹で時間は最短の2分だ。
それでも少し伸び気味・・・・
とん2
トンコツ袋麺の基準はだれがどう言おうとっていうかハウスのうまかっちゃんしかあれへんやん(笑)。
それでもうまかっちゃんは相当旨い。
それに比較してマルちゃん正麺トンコツ味は残念ながらその足下にも及んでいない。
商品化を焦ったのかもう少し煮詰めてから出した方が良かったのかも知れない。
しお1
最後になぜかずいぶんと遅れて発売された塩味。

いろんなマスコミがこのマルちゃん正麺を取り上げるしヒット商品に選ばれたりとかでこれが最も入手しにくかった。
これは知り合いがなんとか手に入れてくれたので食べるコトが出来た。
しおー1しおー3
この麺は醤油とおそらく同じモノで茹で時間は3分。
やっぱりこのサイズが一番この麺の良さを実感できるように思う。
なかなかのコシだ。
しお2
生玉子をいれてみたが塩味ははっきりいって旨い。
ガチンコライバルになるのであろうサッポロ一番塩ラーメンよりは確実にアドバンテージを持っている。
最近流行の濃厚系塩ラーメンはとってもこの麺とあっていて負けていない。
大袈裟なCMもこれならナットクできるだろう。
結論としてやっぱり醤油味がベストだと言い切れる。
あとは塩がまあまあでトンコツと味噌はどうしてもマルちゃん正麺である必要はなかろう。
これだけ人気になると年々改良してくるだろうから次に食べた時はまた違った感想になるかもしれない。
それにしてもどっちかといえばカップ麺の廉価版のイメージの強かった袋麺を一気にメジャーに引き戻したマルちゃん正麺は画期的な商品であることは間違いないし袋麺で育った我々おっさんには郷愁も手伝ってこれからも期待してしまうのだろう。
一番楽しみなのは日清製粉の出方かもしれない(笑)