らをた広島

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ナンカン ローディアック(バイク用スポーツツーリングタイヤ)インプレ ウェット編

なんかんの1
季節外れの低気圧が直撃して4月の雪が降った朝。
この日の午前中はずっと天候は不安定だって天気予報が言ってる。
なんかんの2なんかんの3
案の定途中で雨が降ってきたがまあどうみても通り雨なのでしばし雨宿り。
先日レポートしたNANKANG ROADIAC WF-1 L HA スポーツツーリングタイヤのインプレ続きをするために周防大島に向かっている。
周防大島には中国地方屈指のワインディングであるオレンジロードって広域農道があってそこで激安台湾製ナンカンローディアックをテストする予定にしていたがこの雨でどうなるのかちょっと不安になってきた・・・
なんかん1
雨が止んで日が差してきたがまだ風が強く寒い。
オレンジロードに着くと路面はハーフウェット。
陽射しがあたるとことは湯気が出てる。
なんかん2
ちなみにこのカワサキ1400GTRのセッティングは「フルパワーモード+トラクションコントロールオン+前後連動ブレーキ弱+電動カウルやや上げ+グリップヒーターオン」にしている。
なんかん3
最初はこわごわとスタート。
取りあえずいつものように大島の二本あるオレンジロードの東側のコースを走る。
タイヤに信頼もないのでゆっくりと。
オレンジロードはそんなに交通量がないから路面にはもともとあった木の実や草、この日の強風で飛んできた木の枝とかが散乱している。
オマケに路肩にはところどころ大きな水たまりがある場所もある。
よく路面を見ると風と日当たりの加減か右コーナーはドライ、左コーナーはハーフウェットになってる場所が多いことがわかった。
なんかん4
よしわかった!ってんで右コーナーを中心に徐々に侵入速度を上げてみる。
だけど想像より全然滑らない。
それじゃあ、ってんでアクセルをワイドに開けて4速あたりで加速してみるが全然滑り出す気配がない。
そこでストレートから右コーナーにかけていつものように3→4速全開から急制動+2速へシフトダウンして旋回から全開立ち上がりってのを敢行した。
これがあっけなくできちゃうのよ。
ウェットな左コーナーでの深い倒し込みはいくらんでも無謀なので今回はセーブしながら走ったがおそらくこっちも同じなんじゃないかな。
なんかん5
オレンジロード名物の橋のギャップはほとんど左手コーナーだから思い切って突っ込めはしないが路面からの突き上げを食らっても走行ラインがぶれるコトはなかった。
辛うじて雨は降っていないが風は強くなってきたのでオレンジロードを最後まで行かず途中から島の西側を走るもう一本のコースで引き返す。
CA3A0016.jpg
こっちは途中長いストレートがある区間があって大排気量車ならではの走りが味わえるが全体に路面はさっきと違って完全なウェット状態。
だからコーナーは比較的ゆっくり旋回。
例のストレート区間だけ全力加速してみたがここでもナンカンローディアックはしっかり路面に食いつき全く滑らない。
トンネルを通過してウェットな高速コーナーでも走りそのものにまったく恐怖感を与えない。
なんかん6
以前のブリヂストンBT-023でもウェットストレート路面でフル加速したら一瞬ズルッときてトラコンが介入したことが何度かあったくらいだからストレートに関してはこのタイヤの方がグリップしていると言えなくもない。
結論から言ってウェットだったが高速ワインディングでもブリヂストンBT-023と印象はまったく変わらなかったってのが正直な感想だ。
なんかん7
これが完全なドライになったらどうなんかはまだ未知数ではあるがこれなら充分に期待できるだろう。