らをた広島

食べ歩きブログ

うどん虎(岡山市中央卸売市場)蛤ラーメン

うど1
ココは岡山市中央卸売市場の中。
そこになんだか派手な商店街がある。
うどんと01うどんと02
どうやらふくふく通りと名付けられておりありとあらゆるお店が集結している。
スープカレー屋、ラーメン屋、肉屋、パン屋にジェラート、果ては回転寿司まである。
うどんと03うどんと19
そんな雑踏の中にあるうどん屋さん、うどん虎
店名は「うどんとら」ではなく「うどんこ」っていうのが正解のようだ。
暖簾は確かにうどんなのだが・・・
うどんと20うどんと04
店舗のもうひとつの窓からはソフトクリームを販売しているし看板には千屋牛がどうのとか書いてあるし垂れ下がった提灯にはラーメンと書いてある。
もう何が何だかその業態が読めない店ではある。
うどんと05うどんと13
店内に入ると厨房とカウンターとテーブルがあって大衆食堂のような雰囲気だ。
メニューを見ると益々この店の本質がわからんようになる。
蛤うどんに蛤ラーメン、うな丼、まぐろ丼に岩牡蠣うどんに岩牡蠣ラーメン・・・・
うどんと10うどんと09
壁に掛けてあるメニューには牛丼、オムカレーにカレーライス、ホルモンうどんに蒜山焼きそばまである!!
他の壁にはでっかいアイスのポスターがぎっしり(笑)
うどんと07うどんと06
自分らはカウンターに座ったのだがそこにあったテーブルメニューがコレ。
タイトルがいきなり蒜山ジャージーカフェだ。
もうなにがなんだかわけわからん状態になっている。
一番安い元祖千屋牛肉うどん500円からはじまって「うどん」と「カレー」と「ラーメン」と「丼」と「パスタ」がぐちゃぐちゃに混在するメニューは千屋牛肉特製ロースステーキ大3000円まで掲載されていて非常にわかりずらい。
っていうか理解できない(笑)
うどんと11うどんと08
それに大将がいるのだがその出で立ちはどっからどうみても洋食のシェフであってうどん屋のそれとはイメージが大幅に異なる。
もうここまできたらあまり深く考えない方がいいのかもしれない。
うどんと14うどんと12
自分はどんなもんかわからんがこの季節限定大将オススメの蛤ラーメンをお願いした。
うど2
他のメンバーが注文した元祖千屋牛肉ラーメン580円。
これはいわゆる醤油ラーメンのようでそれに岡山の高級和牛千屋牛がはいってるとのこと。
うどん1
よっしーが注文したトリュフラーメン980円。
コイツの薫りはさすがに鮮烈でラーメンどころか中華料理の枠をすっかり超越して完全に洋食ラーメンになっている。
うど3
国産蛤(はまぐり)ラーメン880円。
実は自分は蛤ラーメンは初めてではない。
去年の2月、閉店間際の自家製拉麺まつかぜでスペシャルラーメンとして喰わせて貰ったことがある。
うどんと15うどんと17
だから大体の予想はついていたのだが今回のと比較するとやっぱり醤油ベースの方がこういう貝類のスープは生かされるのかも知れない。
ただ蛤のデキ自体はこちらの国産蛤の方が圧倒的に新鮮で旨いのは間違いない。
だけどこちらの蛤ラーメンは塩ダレが強すぎて蛤の出す上品なダシを殺してしまってるような感じられたのは残念だ。
うどんと16うどんと18
それを考慮するとやっぱり料理人の技量の差がラーメンのデキに反映してしまったと言わざるを得ない結果になった。
やっぱりあれもありこれもありの多方面の品揃えは一本勝負には不利に働いてしまうようだ。
中央卸売市場の中のお店ってコトで立地条件上仕方ないにかもしれないが「ラーメン」の評価としては渋くするしかないと思った。