らをた広島

食べ歩きブログ

肉料理カオリちゃん(西区観音町)

か1
肉料理カオリちゃん
今日は個人的な忘年会でやってきた。
かお01かお02
実は夜の部なんだけどこの店は開店がけっこう早い。
この日も16時過ぎにここにやってきたのだがもう開店準備をしていた。
しかし変わった店名ではあるがそれが何故なのかは聞かなかった(笑)
か2
店内は奥行きがあって長細い。
そして一番奥に厨房っていうか冷蔵カウンターのようなものがあってもうそのまま商店街のお肉屋さんの様相を呈している。
かお06かお05
店内には有名人のサイン色紙が所狭しと貼られておりココが人気店であることを物語っている。
コンロはガス。
ホルモン系が有名なお店と聞いてやってきた。
かお04かお03
さてさてメニューであるがけっこう他と変わってる。
全体にホルモンと生メニューが多いことがよくわかる。
だとしたら塗りつぶされたのは「生レバー」であることは間違いないだろう。
か3
とりあえずファミリーコース(バラ4・白2・豚ロース4・ホルモン並2・ライス4・野菜盛)8000円というおそらくは4人向けメニューを注文した。
かお07かお13
焼き肉屋さんに必ずいるとも言える仕切りのおばちゃんが肉の焼き方を説明してくれる。
一般に広島ではミノのことを白肉という。
しっかり火を通すと教えられてきたミノであるがここの店は半生で食べてくださいと説明された。
かおり1かお08
これにはちょっとびっくりしたが言われた通りにするとこれがナント激ウマ!!
バラ肉もレアで食べるのだが上等なにがよくわかる。
かお10
タレは2種類あって自分は辛口をお願いしたが正直甘口の方がまったりとして肉の旨味をより引き出しているように感じた。
か4
肉の刺身。
このサシは凄い。
わさび醤油でいただく刺身はやっぱり最高ですわな。
かお12かお11
コオネ800円をお願いしたらまた仕切りのおばちゃんがやってきてこんな風にキャベツにくるんで食べるように指導してくださった。
こってりした焼き肉だけにこういう食べ方も面白い。
ちなみにコオネとは牛の肩バラの一部で牛の前足の脇の辺りの肉の部位のこと。
一頭の牛から少量しか取れない希少部位で、コラーゲンとゼラチンが豊富。
一見油っぽいが、意外とあっさりと美味しく食べることができる。
広島では比較的置いてある店が多いらしく自分らにはあまり特別な肉という感覚はない。
か5
さて一瞬びっくりしたがアレではなくこれはチレの刺身。かお16
それをこのごま油がバシッと効いたタレにつけて食べる。
チレはと牛の脾臓のことで食感は柔らかく鮮度が悪いと独特の臭みが出やすい部位。
生でも焼いても美味しい赤いホルモンらしく最近では生レバーの代用品として注目されているようだ。
もちろんこれなら肝臓ではないから合法になる。
大注目のチレを初めて食べたがやっぱり生レバーを食べなれた自分らのような俗物には残念ながらどこか物足りない。
かお15かお14
〆はトウガラシ味の雑炊1000円だったのだがそもそも最初のファミリーコースが相当に量があるのでじゅうぶんに満腹になる。
4人で身動き取れないくらい食べて飲んで(うち2人はノンアルコール)全部でほぼ2万円。
これならじゅうぶんに納得できるっていうか肉の質を考えたら安いだろう。
こいつはまたひとつ上質な焼肉屋をにつけたわい(笑)