
流川の夜専店のらぁ麺 國。
19時営業スタートだからなかなか来ることができないのだが今日は〆のラーメンを食べるためにやってきた。


もちろん飲んだ帰りなので味の正確性は保証しかねるのだがとにかくここのウリであるコウネラーメンがどうしても食べたかったのよ(笑)


「コウネ」とはなぜか広島県の焼き肉屋には比較的出す店が多くいわゆる牛の肩バラの一部で、牛の前足の脇の辺りの肉の部位のこと。
一頭の牛から少量しか取れない希少部位で、コラーゲンとゼラチンが豊富と云われている。
見た目には脂っこいが実際の食感はあっさりしていてとても美味しい。

それをラーメンに入れたのがこの和牛コウネらぁ麺(しょうゆ)780円。
他にも塩と味噌もあるようだがこれがメニュー筆頭だったので即決。

このチャーシューの代わりにラーメンにトッピングされているのがコウネだ。
通常の焼肉と同様に炙ってから乗せてあるようだ。

麺はストレートでやや柔らかく伸び気味。
まあ酔っぱらい相手に麺のコシとかは二の次になってしまうのは当然だろう。


だけどコウネがどうこう言う前にラーメンの命であるスープが貧弱で極端に言えばコウネの味しかしないのはいただけない。


仕方がないので卓上にあったフライドガーリックを大量投入したら今度はニンニクの味しかしなくなった。

聞けば焼肉屋さんが経営しているラーメン屋だそうでコウネをトッピングするラーメンという発想は面白いがこれじゃ焼肉屋が最後に〆でだすスープに麺を足しただけのラーメンの範疇を超えていない。
コウネの強烈な個性に対抗できるスープなんてそうそうデキないから牛肉がトッピングされた本格ラーメンってあまり見かけないんじゃないかな。