らをた広島

食べ歩きブログ

ひと潮(宇部市妻崎開作)ひと潮醬油らーめん

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またもやってきたよ宇部市!!
目的は浮世麺打楽 麺屋 ひと潮
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広島からだとけっこう距離があって遠いのだが山口市からは無料高速道路が伸びているので高速料金的には山口市へいくのとたいして違いはない。
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店の前は大きな駐車場になっておりクルマでいくのは全然問題ない。
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場所は幹線道路沿いではあるのだがその大きな駐車場の奥に店舗があってわかりにくい。
道路の横にはこの看板が立ってはいるがそれでも店舗に気付きにくいんじゃないかな。
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それにしても凝った店作りになっており入店前からいろいろ書いてある。
手洗い場があるのはある意味有難いかもしれない。
思わずここで手を洗ってしまった。
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まあ要するに「自家製麺と無化調」を謳っているわけでそういう健康配慮路線だということが言いたいのだろう。
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店内はラーメン屋とは完全に一線を画する造りになっておりまるでイタリアンのお店のよう。
入ったすぐ右手に大きなテーブル席があってその奥が広い厨房。
その厨房の横に配膳のための通路があって大きく広いカウンター、その後がテーブル席といった配置だ。
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とにかくシャレオツな店内は小物も拘りが感じられる。
厨房には高そうな最新式の自動食洗機が入っているはラーメン屋ではかなり珍しい。
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席についてからも天然素材、無添加、無化調の追求がこれでもかこれでもかとあちこちに書いてある。
個人的にこういうのはあまり感心しない。
そもそもラーメンのような不健康極まりないジャンクな食い物にそういうものを求めるのはお門違いなんじゃないかと思う。
ホントに健康でいたいならカロリー・塩分多く栄養素ほんの少し、消化酵素皆無のラーメンなんぞ食べるべきではない。
肝臓に悪いからと酒の代わりに薬用養命酒をがぶ飲みしてるようなもんだ。
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今回は「鶏白湯と魚介のダブルスープ!!」とメニュー筆頭に書いてあるひと潮醬油らーめんをお願いすることにした。
しかしメニューの下の方を見ると麺の大盛り無料!と謳ってあるのは大食漢には魅力的だろうが和牛(A4・A5のイチボ牛を使った)炒めつけ麺1300円ってのは強気な値段設定だな~。
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混雑時は調理に時間がかかると張り紙がしてある。
大将に従業員は男性ばかり全部で5人体制だがこれだけの人数が居てもどうみても店全体のキャパシティを超えておりオペレーションは良いとは言えない。
単純に座らせる客を減すかそもそも座席数を減少させないと既にホスピタリティ面で支障が出ているように感じた。
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よっしーが注文したひと潮つけ麺(大盛り)770円。
ちょっとわかりにくいが麺の皿の量が凄まじい。
麺の量もだが野菜サラダがてんこ盛りだ。
それに対してつけダレは少し酢を感じるが日本ソバのつけ汁のようなあっさりしたもの。
麺は良いがサラダはどうやって食べたら良いのかよっしは頭を捻っていた(笑)
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ひと潮醬油らーめん700円。
鶏白湯+魚介の無添加・無化調ラーメンなのだが確かにその通り一口目は味がぼや~っとしておりフォーカスが甘い写真を見ているようだ。
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だけどこの自家製になる麺は相当に力強さを発揮しており麦の薫りすら感じさせてくれる上質なもの。
コシも抜群で見るからに全粒粉の太麺に仕上げてある理由がよくわかる。
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これだけの麺となると受けて立つスープの力量が試されるが濃厚さもよくでており後半になるごとにその旨味の輪郭をハッキリ感じ取ることができるようになってくる。
まるで弱いチャーシューに変わってこのスープの盛り上げているのはチンゲンサイなどの野菜たちだ。
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その他にネギや特に三つ葉は隠し味のように実に効果的に使われており単なるアクセント以上の働きをしているのは大将のセンスを感じさせる。
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麺、スープ、トッピングとそれぞれがかなりのレベルにあることはよ~くわかるし野菜のオリジナリティも申し分ない旨いラーメンであることは認める。
だけど洋食からラーメンに転身されたベテラン大将だと聞いたが客から丸見えの厨房で従業員を怒鳴ったりするのは少々時代錯誤と言われても仕方ないし、自分としては大変不愉快だった。
もたもたするオペレーションにイライラするのはよくわかるがその元凶は怒ってる大将にあることに気づかれないのだろうか?
洒落たお店にするのも良いのだがその雰囲気もラーメンの一部だということを忘れてほしくない。