![とん1](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/8/2/82a766ab.jpg)
福山市昭和町の大きな道路沿いのわかりやすい場所にある博多ラーメンとんとん本店。
駐車場はどうやらこの店舗から少し離れた場所に確保されているようだが自分は歩いてやってきた。
![とんと1](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/2/e/2e0a4d3b.jpg)
![とんと9](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/0/e/0e4f34de.jpg)
しかしまあなんともズバリな店名で入る前からじゅうぶんな覚悟ができると言う意味では有難い店ではある。
広島県東部は尾道ラーメンに代表される「醬油ラーメン」の圧倒的勢力圏にあるのでこの手のとんこつラーメンっていうのはマイノリティになるんじゃないかな。
![とんと2](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/1/e/1efdb033.jpg)
博多とんこつラーメン一本かと思いきゃ思いの外メニューはたくさんあってセットものとかも充実しており実際家族連れが晩御飯を食べておりなかなかの懐の深さを感じさせる。
![とんと3](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/2/0/2044e2a1.jpg)
![とんと4](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/a/e/ae58685b.jpg)
店の奥が厨房になっており比較的若いいかにも「とんこつラーメン」って感じの大将と若い女性がフロアをやっているようだ。
ラーメンを注文すると麺の硬さを聞かれたので「カタメン」とお願いした。
テーブルの真中にドカンと置いてあるのは大量の高菜と生ニンニク。
これを自由に使って良いならかなり味を自分流にモディファイできそうだ。
![とん2](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/d/c/dccea9df.jpg)
いやいや2分も待たずこれは期待通りの真っ白スープも眩しい典型的博多とんこつラーメン600円がでてきた。
![とん3](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/b/6/b6ce632a.jpg)
麺は博多流の極細麺ではなく通常より少しだけ細いストレート麺。
極細麺はあっという間に伸びてしまうので個人的にはこの方が好みだ。
![とんと6](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/6/3/63f9a767.jpg)
![とんと5](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/9/8/98d784d6.jpg)
このポタージュのようなとんこつスープは驚くほど濃厚で上質だ。
臭みなんかは店内を含めて微塵も感じさせず豚の旨味だけを抽出することに見事に成功していると思う。
![とん4](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/6/a/6a2f06f1.jpg)
薄く切ってあるチャーシューはやや薄味でこのこってり濃厚スープと喧嘩せず絶妙のバランスを感じさせる。
![とん5](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/7/b/7bf95768.jpg)
いくらデフォルトでラーメンが旨いからっても目の前に夥しい量の辛子高菜がこれ見よがしに置いてあるのでさすがに誘惑には勝てず少しだけ入れてしまった。
そしたらこれがパンチのある辛さで実にこのスープをワイルド系の仕立て直してくれる。
![とんと7](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/9/b/9bf1dbde.jpg)
![とんと8](http://livedoor.blogimg.jp/zuzuzuzu9999/imgs/3/3/334fe6eb.jpg)
気が付くと箸でドバドバと4回くらい追加して激辛仕様にしてしまったがね。
そしてそのスープを一気飲みしそうになるのを必死で我慢して食べ終えたのだった。
これは福山にどえらい凄い博多とんこつラーメンの店があったもんだ。
広島県西部にこれに匹敵する博多とんこつラーメンあったっけかな・・・