無法松(北九州市小倉北区)無法松ラーメン
北九州高速道路を通ってやってきたのはラーメン無法松。
大きな通りに面したビルの1階に入っており店の前と横に数台の駐車場を持っている。
開店前に着いてしまったのでバイクを店舗前の駐車場に入れてガレージ奥の店舗入口前にあるベンチに座って店が開くのを待つことにした。
すると開店前なのに続々と集まってくるよ!こりゃ相当な人気店のようで開店時には30人位に膨れ上がっていた。
さて人気は店名を冠したこの無法松ラーメンのようで名物と銘打っている。
「当店のラーメンの具6種類全て入った逸品 チャーシュー2種、白ネギ、青ネギ、ワンタン、キクラゲ、特製ピリ辛ダレ、790円」
開店と同時にあっという間に満席になり入りきれなかった客は再び店の前のガレージで待機することになる。
ジャズが流れる店内は向かって奥に厨房でその手前がカウンター、後ろにテーブルといった配置でスタッフは大将に女性が二人の3人体制。
客の待ってる順番を把握しておられるようで注文はバラバラに聞いて歩いていたがラーメンが来るのは並んでいた順になっているのは流石だ。
大将が麺を茹でる時に一玉ごとザルで湯切りして空中に放り投げる何の意味不明なパフォーマンスがあったりしてけっこう待たされてから来たよ!ラーメン無法松の無法松ラーメン(ややこしい)790円。
トンコツラーメンに白ネギってあんまりメジャーじゃないから見た目的にはこれがインパクトあるのぅ〜。
麺はやっぱり北九州ラーメンらしく中太ストレート。
しっかりコシがあって噛みしめる歯ごたえみたいなものを楽しむことができる。
それと何と言っても注目せざるを得ないのはこのワンタン。
とんこつスープにワンタンなんてこれもまたマイノリティだがふるふるした食感も悪くないがね。
2枚の通常のチャーシューとほぐされたチャーシューが丼の左右に配置されておりこれもなかなか面白い演出だ。
噂によるとここのとんこつスープは無化調なんだそうな。
まあ確かに無化調特有の食べ始めは味の焦点がボヤケてトッピングに頼ったようなラーメンだなと思っていたがなかなかどうしてボディのどっしりとした本格派であることがだんだん染み入るようにわかってくる。
カウンターの一人に一つづつ割り当てられる辛子高菜。
他の客を見るとハナッからばんばん放り込んでいるヒトも多いので自分は後半になってから投下してみた。
もともとピリ辛ダレが入っているので仄かな辛さはあったものの辛子高菜で一気に辛さを増強してお上品な無化調とんこつはヤンチャなヤンキースープに変身する。
だけど一般的な常識と比較するとややマイルドな辛子高菜なので大量投下しても大丈夫そうだ。
臭みなどまるでなくとんこつスープにやや抵抗がある人でもするすると食べられる。
個人的な好みで言えば化学調味料に対して抵抗ないどころか使ってくれた方が食べ初めの衝撃的旨さも体感できるので使ってくれた方が嬉しいのぢゃがのぅ〜(笑)