らをた広島

食べ歩きブログ

かっちゃん 井口本店(西区井口)肉玉そば

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ネイティブな広島人はお好み焼きが非常に好きで実際、食べる頻度も驚くほど多い。
同じ日の昼・夜お好み焼きでもどんと来いという知り合いも少なくない。
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呉市出身の自分にとってはそんな広島人についていくのもやっとくらいでお好み焼き屋にも疎いってのが現実だ。
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そんな自分でも「旨い」と思えるお好み焼き屋は数軒ではあるが存在してここ かっちゃん井口本店もその中の一軒だ。
場所はわかりにくいことこの上ない。
宮島街道からは見えない完全に裏通りのしかも住宅街のようなところにあって駐車場はないので自分はいつも自転車で訪れる。
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店内は手前に大きな鉄板と事実上6席のカウンターなのだが奥には比較的大きな小上がりがあってこちらはテーブルで10数人は一気に収容可能だ。
広島のお好み焼きで最もベーシックメニューである「肉玉そば」が670円からという地元民から云わせれば若干強気な価格設定ながらいつも激混みの隠れた人気店なのだった。
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嬉しい事にここには業務用からしマヨネーズがドカンと置いてあるのでコイツは使い放題なのだった。
そもそもマヨネーズをお好み焼にかけるなんて邪道だ、という考えが根深い広島西部であるが自分のような呉市出身者は広島風お好み焼きよりも関西焼きに馴染みがあるのでマヨネーズに対してアレルギーは皆無だ。
むしろマヨネーズがないお好み焼きは広島西部定番のお好みソースで炒められた焼きそばくらいに邪道に思えてしまうのだった(笑)
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カウンターに座ったので自分のお好み焼きが焼ける過程をじっと眺めることができたのだがこれが実に丁寧だ。
以前はぱっと見わかるようなボスキャラのおばちゃんがおられたがこの日は赤シャツが補助で黒シャツがメインの焼き手のようだ。
最後には金属製のフタまでして蒸らしているのだが途中でダシかスープかわからないが謎の液体を何度もかけているのが印象的だった。
そして出来上がるまで15分はゆうにかかって完成。
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そして横に座った老夫婦の悲鳴が聞こえてきそうなくらいにからしマヨネーズをどドドーーンと投下するする。
これがかっちゃん井口本店の肉玉そば670円。
別にネギ増量とかいわなくてもいつもこれくらいに山盛りになってでてくる。
中のそばはかりかりになるほどで全体に水分がかなり飛ばされているようだ。
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基本的に皿に箸で食べる派なのだがこの日はなんだか気分で久しぶりにコテで食べてみることにした。
いやいやこれだけ丁寧にさっぱりしっかり焼いているタイプならコテのほうが良いのだろう。
やっぱり旨いわ。
ちなみにソースはすぐそばに本社があるオタフク
あまり教えたくないお店であるかっちゃん井口本店、本音を言えばあまり有名にならないで欲しい(笑)