GRガレージ五日市インターに新型トヨタGR 86を見に行ってみた。
ボディサイズは4265×1775×1310mm(全長×全幅×全高)。
全幅は変わらずに全長が25mmアップ、全高が10mmダウン、ホイールベースは5mmに延長したことになるが車両重量はほとんど変わっていない。
2リッターから2.4リッターへと排気量をアップさせた水平対向4気筒エンジンは最高出力173kW(235PS)/7000rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/3700rpmと最高出力で28PS増、最大トルクで38Nm増と大幅に向上。
問題の価格は
RC:2,799,000円[6MT]
SZ:3,036,000円[6MT]/3,199,000円[6AT]
RZ:3,349,000円[6MT]/3,512,000円[6AT]
と旧型の267万〜347万と比較すると400ccの排気量アップ、ボンネットルーフのアルミ化を考えれば随分頑張った値付けになっていると思う。
ボンネットの中を見せてもらったがエンジンの上には「SUBARU」のブランドが堂々と刻まれているだけではなく他のパーツにもSUBARUの文字が見えてそのへんはもう隠さないで販売するようだ。
写真や動画で見た時にかなりずんぐりして大きくなったような印象を持っていたのだが実物は想像していたのより小ぶりで決して大きくなってしまった感じはない。
GR86の強調されたダックテールは好みが分かれるところだろうが個人的にはなかなかカッコいいんじゃないかと感じた。
予定にはなかったが乗車させてくれたりエンジンも始動してくれたりと想像以上にGR86を堪能できた。
ちなみにコストダウンの努力というか影響は内装にけっこうあってナビどころかセンターディスプレイ自体がオプションになっているので注意が必要だ。
挙句の果てに冷やかし客なのにシュークリームとジュースのサービスまであって相変わらず至れり尽くせりのサービスぶりに今のトヨタの強さをみたような気がした。